AlfaRomeo Museo 1999年7月29日

 8:30ミラノのホテルを出発。ホテルでタクシーを呼んでもらう。
5分ぐらいでタクシーが来た。
最初、ちょっと緊張してアレーゼムゼオに行きたいと言ってしまい怪訝な
顔をされたけど、アルファロメオムゼオと言うと、嬉しそうに分かった、
知ってる、英語もちょっと話せると言ってくれた。

 その後は鬼のようにぶっ飛ばして走っていく。制限速度80Kmのところでも
140kmぐらいだしているし、のろい車は強引にスパッと抜いていく。
気持ちのよい運転を披露してくれた。

 アルファの工場近辺は田舎で工場以外何も無い。博物館の入り口を聞いて来ると言い
ドライバーはアルファの守衛所へ行き会話をしていた。
ここから更に一走りで博物館の守衛所に付く。料金は3万リラ弱であった。
また、まだ9時になってない。滅茶苦茶早く着いてしまった。如何に飛ばしたか。。。

 9時までちょっと待って守衛所へ行く。アルファロメオ博物館に行きたいという。
パスポートを出してほしいと言われ預ける。
博物館の行き方をきいていよいよアルファロメオの敷地に入る。

 守衛所をでて、向いにある建物を左に曲がり、階段で2階にあがり、
建物を出たところで従業員らしき人を見つけたのでもう一度道を聞く。
出てすぐの所にある建物がそうだと教えてもらう。

 博物館に入る。誰もいない。受付の人もいない。一瞬早すぎたかと思うが、
パンフレットには9:00からとかいてある。早速見学を開始する。

 最も古い車から順にならべられている。結構無造作においている。
誰もいないし少し変な感じだ。自由に見れて、空いていて写真やビデオも
自由にとれるので凄いと思った。



 最初の階(これが最上階でここから下におりる)の車達は、結構大きく、
幅は細いけど径の大きなタイアをはいていた。

 上に宇宙船のような変なものをかぶしたエアロの車があった。これは変。
右ハンドルの車が結構あるのだけれど、これは輸出車なのかなあ?



 下に降りていく。ティーポ(葉巻き)タイプのレーシングカー等が展示されている。
受付のおばちゃんが登場。9:30くらい。暫くしてから、スポットライトがつく。
9:45ぐらいから音楽が流れ始める。

 ボンネット等を透明にして中がみれるようになっている車がある。また、前と後ろに2つ
エンジンを積んでいる車等の変な車達もいる。ちゃんと走ってたのかな?速かったのかな?



 さらに降りていくと、飛行機のエンジンが10機ほど並んでいる。
小形の車のエンジンに似た形のものから、回りをぐるっとエンジンが
取り巻いている大きなものまで並べてあった。



 プロトタイプが集められっているコーナーに行く。
わりと格好のよいものや変なもの等いろいろである。
プロトのコーナーの入り口にはワゴンのようなタクシーがあったし、
出た正面には円盤のような車がいた。
ちょっとはなれるとジープのような車もあった。全部アルファ。

 このフロアーに置いてあったセダンのような車は、大きくて立派だった。
あまりアルファらしくはない。

 その下に行くと、ジュリアがならんでいた。



 その下が一番下。レーシングカーが置いてある。F1タイプもあれば75や155も あった。

 全部見るのに1時間45分ぐらいかかった。

 この後 RICANBI に行くつもり。一応受付に挨拶して場所を聞こうと思ったんだけど、
受付のおばさんは長電話でなかなか終わらない。

 しばらく待って挨拶して場所を聞く。英語が全然ダメなようで、上手くやり取り
出来なかった。外に出てちょうどやってきた男の従業員を捕まえてやりとりする。
RICANBI は遠いらしい。歩いては無理。ちょうどタクシーで中に乗り付けた客がいたので、
そのタクシーに乗っていけと言う事になる。

 但しパスポートを守衛に預けている。これを取っていかなければならない事がなかなか
伝わらなかった。次は取ってこいと言われたけど、守衛でパスポートを返してもらうと
中に入れなくなる。これも伝えるのに苦労した。

 漸くわかってもらい、タクシーは中で待っててもらい、受付のおばさんが付いてきて パスポートを戻してもらい理由を話してタクシーまで戻る事となる。

 お礼を言ってタクシーに乗り込む。RICANBI は違うゲート。歩いて行けない範囲では
ない。(結構近い)

 守衛でアルファグッズをかいたいので RICANBI へ行きたいというと、ピッコロピッコロ
と言われる。それでもあそこにあると教えてくれた。

 RICANBI はすごく小さかった。ちょっとだけグッズが置いてある。カタログを見せて
くれて、ミラノのブティックに行けば良いと言われる。住所が載ってる紙をもらい
急いでタクシーに戻る。

 ブティックの場所を伝え行ってもらう。
Milano via Grosio 9 (dal lunedi al venerdi: 8:30 - 13 e 14 - 17:30) Lineaccessori

 着いたのは FIAT のディーラー(サービスセンター?)だった。
この中にアルファロメオブティックコーナーがあった。

 買い物をした後、ここからホテルまで歩いて帰れるか質問したところ、
FIAT のおじさんを呼びにいき、地図をみて調べてもらった。
7、8キロありとても歩けないからタクシーを呼んでくれる。
ついでに赤いFIAT のミニカー(ブラーボ)もくれた。門の外に車が来るまで見送りに
来てくれた。