金峰山 | |
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出発日 | 2002 10月05日 |
天候 | 快晴、遠方はガス |
コースタイム |
瑞牆山荘(8:10)=>富士見平山荘(8:45) =>大日小屋(9:25)=>大日岩(9:50)
=>(11:35)山頂(12:30)=>富士見平山荘(14:45)=>(15:10)瑞牆山荘 |
標高差 | 瑞牆山荘1510m 金峰山2599m 標高差 1089m |
行程 |
ヤマケイのマイカー登山便利マップに2001年から富士見平まで鋪装され
駐車場が出来る予定だと書いてあった。 うまく行けば金峰山と瑞牆山の両方登れるかもしれないと思っていたが、 実際には瑞牆山荘のすぐ上に広い駐車場が出来ているだけのようであった。 時間的に金峰だけかなと思いながら登山開始した。 今日はイベントがあったようで、ホラ貝を吹きながら修験僧につれられた 団体が直前を登っていた。すぐに追い付いてしまい、後方の人からは道を 譲られたが、中間でつかまり、富士見平まではこの集団のまっただ中に くわわって登る事となった。懺悔?なんたらというかけ声をかけて登り、 ちょっと変な雰囲気だった。 富士見平山荘から、金峰と瑞牆のコースがわかれる。多くの人は瑞牆に 向かったようである。金峰はほとんど人に会わなかった。 今日は足の調子がおかしい。最初から筋肉疲労後のようで、引きずり、よく 引っ掛けてしまう。すごく歩きづらい。 あまりきつくはないけど、石がごろごろと転がり、木の根がいっぱい出ている 道が続いた。まだ稜線には出ないのかと思いながらあるいていると、大日小屋に 到着した。ここからも同じような道が続くが、一部道が川のように水が流れて いるところがある。紅葉がところどころで非常に美しい。 ![]() 大日岩があらわれる。迫力がある。白い岩の隙間に紅葉がありきれいだ。 ![]() 傾斜は緩くなったりちょっときつくなったり変化したが、樹林の中を 歩く道が続いた。ほとんど景色が見えず、変化に乏しいので早く稜線に 出る事を楽しみに登り続けた。 大きな石の上を歩くようになり、手を使わなければならない所が出て来た。 石を登っている内に展望が良くなった。 ![]() うっすらと甲斐駒や仙丈、そして左側には北岳が見えた。 ![]() この景色を見れただけで今日はもう満足だと思った。気持ち良いし 紅葉は奇麗だし、右側はきれ落ちていて覗き込むとちょっとスリルが あるし。 ![]() ![]() ここからは石の上を選んで歩く所が多い。足の調子が悪くいつものバランス 感覚ではない為少し歩きづらかった。 五丈岩は想像していたより遥かに大きい。 ![]() ![]() 五丈岩を登るコースを考えていた。後で頂上を登った人がいたけど、 考えているルートと同じルートで登っていた。一度挑戦して見たいと 思っている。 山頂は五丈岩の先だ。 ![]() 実際の山頂(一番高い部分)はでかい石の上だ。だけど山頂を示す標識は 石の横に立っていた。 ![]() 山頂を越えて朝日岳の方へ少し降りて行った。紅葉がすごく奇麗だ。 朝日岳の左奥に見える山は、甲武信岳、左に三宝山が見えているのだと思う。 ![]() 瑞牆山も奇麗に見える。今度ここも登りに来なければ。 また瑞牆山の左奥には八ヶ岳が見えている。 ![]() 昼食を取り、しばらく山頂近辺を楽しんだ後下山開始した。下山は石の上を 歩いている間は結構楽しかったけど、樹林の中の下りは単調なのでちょっと 長いと感じた。 |
感想 |
今日は体調が悪かった。いつもは足のパワー不足は感じた事が無かったのに、
今日は足元がまったく心もとない。何度もつっかかりそうになり、力が
入らなくて困った。 金峰山自体は非常に良い所だし面白い山だと思う。稜線に出るまでに樹林の 区間が少し長すぎるとは思うが、頂上付近の眺め、奇岩、石の上を歩く事など、 非常に刺激的だった。体調万全で臨みたかった。 瑞牆山も面白そうだ。ぜひ次回狙いたいと思っている。 |