尾瀬 尾瀬沼
出発日 2002 04月20日
天候 快晴、時々曇り
コースタイム 大清水(9:30)=>一の瀬(10:10頃)=>三平峠(11:00)=>(11:30)尾瀬沼(12:00)=>三平峠=> 一の瀬(13:05頃)=>大清水(13:45)=> 水芭蕉=>駐車場(14:00)
標高差 560m 大清水(1190m) 三平峠(1750m) 尾瀬沼(1670m)
行程 大清水売店はオープンしていた。誰もいないかと思っていたけど、 駐車場には十数台止まっている。いつも止める下の駐車場に止めた けど、さすがにここは4、5台程度。

大清水から一の瀬への退屈な道を歩き始める。途中から除雪後の 雪の壁40cm ぐらいが両側に出来ている。道以外は見渡す限り 雪景色。青空と雪景色がきれい。写真を撮りに来ている人がいる。




一の瀬までの道程でも、あまり人には会わなかった。いつもは 非常に退屈な道だけど、今日は景色が良く、気温も心地好く、快適に 一の瀬まで歩く。30分程度で行けるかと思っていたけれど、40分 かかってしまう。




ここからは道になってない。完全に雪の中を歩くことになる。 最初は道が見つからないしリボンも見つからないし、行けるのか 不安になったけれど、良く見ると踏み跡は残っている。但しあちこち 歩けてしまうのでコースを注意する必要がある。



川が横に流れている。これが大きな目印であり、夏道も一部現れ 安心できる。

ずっと左手に川を見ながら登る。夏道がでてくる所は、踏み抜きに 注意する必要がある。あと1週間も立てば、もっと歩きにくく なるのではないかと思う。

途中で川を渡り、右手に川を見ながら歩く。ここから夏道が出かって いる部分が多く、注意が必要。

岩清水から 川から離れる。斜面が急になる。前方に4人組が登っていた。一の瀬 から初めての人である。どうやら僕が利用させてもらっていた踏み跡 は、この人たちのものだった見たい。足場があまり良くない。

三平峠、眺めが良い。登りつめた後反対側にひうちが見事に見えて いた。前のグループはひうち側に降りていく。どうもこれはメイン コースではなく、休憩または遊ぶんじゃないかと思う。 コースに戻ると2人ぐみの降りてくる人たちに会う。尾瀬沼への 道はこちらで正しい事と、要所にリボンがあるのでそれを見落さ ないように歩くようアドバイスをもらう。

ここからわりと頻繁にリボンが登場する。ここも道になってなく、 どこでも歩ける部分が多く、また、方向がわかりにくいので、 リボンがないと迷いやすい。
ただ、リボンが出てこない区間が結構あり、帰り道に迷いそう。

尾瀬沼が見えてくる。一面白い。リボンを見つけ一気に下降する。




氷の張った上に雪がかぶった白一面の尾瀬沼の向こうに、ひうちが 堂々と構えていて、なかなか素晴らしい。
遠くに沼尻へ湖面を歩いている4人ぐらいのパーティがいた。
尾瀬沼にはそれ以外に単独の人が2人ぐらい休憩をしていた。

沼の上を少しだけ歩いてみる。どれぐらい大丈夫なのかわからない ので、真ん中の方までは行かない。




雪の上に座り昼食をとり、もう一度沼を少し歩いて帰る事にする。 もう少しここで遊んでいたかったけど、雲がこちらに近づいて来た 事と三平峠までの道がわかりにくく、ここで雲の中にはいったら 嫌だったため。




来た道を戻ったけど、途中リボンが無くなる区間があり、方向が わからなかった。最初に歩いた方向は踏み跡がなくなったので 元に戻る。踏み跡を見つけ、しばらく歩くとリボンが出てくる。

踏み抜く心配のない部分は下りは気持良い。逆に夏道が出かかって 来ている部分は要注意。

一の瀬まで気持良く降りることが出来た。

ここから単調な下り、行はこれからの様子を、想像したり雪景色を 眺めたりしてそれほど退屈はしなかったけど、帰りはやはり退屈。 下りは早くつくかと思ったけど、結局40分ぐらい歩いていた。

大清水で登山靴を脱ぎ、水芭蕉を見に行った。
小さい水芭蕉が咲き始めていて良かった。いつも時期が遅いので、 咲き終ったでっかい棒ばかり見ていたが、最初は可愛い。




感想 一の瀬からは雪山。アイゼンは不要。
道迷いと踏み抜きに注意。多分来週になれば今日よりコンディション は悪くなると思う。来てみて良かった。
尾瀬沼とひうちが素晴らしかった。