日光白根山
出発日 2002 06月02日
天候 快晴、がれ場から頂上にかけて、風が少し強かった。
コースタイム 丸沼高原(8:20頃)=>ゴンドラ=>登山開始(8:50)=>(9:50)君待岩(10:00)=> (10:50)白根山頂(11:10)=>昼食=>(12:40)五色岩=>五色山分岐点=>弥陀が池(13:50) =>七色平=>(15:10)ゴンドラ山頂駅
標高差 白根山 2577.6m ゴンドラ山頂駅 2000m
行程 ゴンドラの券売り場と乗り場へのアプローチが去年と異なっていた。 お土産売り場を通るコースとなる。登山届けもここで提出した。 出さない人が多いための対策だろうか?
券販売の人に、登山の場合まだ1.5M程積雪がある事を聞く。 昨年よりも残雪は多いと思われる。

散策コース内でも結構雪があった。去年より少し多い。

登山コースに入ると、リボンがまばらでコースが不明瞭な部分があった。 一応リボンが誘導していると思われる方へ行ったが、結構コースを 見つけづらく歩きにくかった。

昨年歩いたときには巻道があった。結構気に入って歩いた場所だった。 今年はそこががれている。土砂が流れたのだろうか?
ちょっと上まで登り見てみると、土砂がかなり流れた跡が見えた。

記憶にある樹林帯の急斜面に出て安心する。
ひとしきり登ると、樹林帯を抜けガレ場へと出る。君待岩で小休憩。



風が結構強い。追い風なので歩くのは楽だった。ただ体が冷えて来たので、 手袋、帽子、フリースを着る。


頂上手前の風景が結構気に入った。去年来た時も感じ良いと思ったが、 寒くてあまり余裕がなかった。


頂上は人でいっぱいだった。狭いので入りきれないし、山頂は順番待ちで なかなか空かなかった。眺めはとても良い。

ひうちがきれいに格好よく 見える。至仏も武尊もよく見える。また中禅寺湖や男体山もきれいに見えるし、 下を見ると五色沼が良い色をしている。



山頂を降り、火口跡のような場所で昼食をとった。

下りは五色沼へ降りていく。昨年同様避難小屋近くで雪が出て来た。今日は 前白根に登り、五色山を回って弥陀ケ池というコースも考えていたが、避難小屋 から前白根に登る道が見つからない。一面雪だらけで踏み後も無いし、木の 切れ目も見つからなかった。探している内にグループがやって来て避難小屋の 後ろから雪の中に入っていった。多分良く知っているんだろうなぁ。見に行った けど、道はない。どこを通っても稜線まで出れば良いのだから行けそうだけど、 五色沼コースにする。

五色沼周辺のひっそりとした静かな雰囲気がとても気に入っている。色自体は 上から見た方がきれいだと思ったが、間近で水面を見ると澄んでいてとても きれいだった。前回は天気が悪くなったのであまり色が出ていなかったけど、 今日は天気は良いので青や緑の色がよく出ていた。

五色沼から直接弥陀ケ池へ行かず、五色山コースを登ってみた。結構な登りが しばらく続く。ご褒美は真下に見える五色沼。
五色山途中からの風景


五色山山頂へは行かず、分岐点で弥陀ケ池へ向かう。
せっかく登ったのにどんどん降りるのが少し惜しい気がした。降りきって 少し登った所は誰もいなくて静かな自然を味わえて気持が良い。

弥陀ケ池から七色平へ向かった。前回は座禅山のコースにしたので、この コースは初めてとなる。前回合流地点で会った人が、雪の下りだと言っていた ので、歩きやすい雪道かと期待していたが、期待よりは少し急で少し雪質が 悪かった。踏み抜きと氷った部分が要注意。昨年の座禅山からのコースの方が、 ほとんど雪もなく走って降りれたぐらいなので楽な気がした。

七色平から行きの道に戻り山頂駅まで戻る。心地よい疲労感とともに下山。 ここからの奥白根山は本当によい眺めだ。今日のコースは向かって左から入り、 崩落箇所をどこでこえているのか分からないけど通過し右側を巻くように登って行った。 降りた後でのんびり山頂を見るのも良いものだと思った。

感想 天気が良くて奥白根の良い部分をたっぷり味わえた。2回目でほとんど 同じコースをとったけど楽しかった。次に行く場合は全く別のコースを とってみたい。