尾瀬 尾瀬沼
出発日 2003年 4月28日
天候 快晴
コースタイム 大清水(8:05)=>(8:46)一の瀬(8:48)=>三平見晴台(9:37)=>三平峠(9:52)=> 三平下、尾瀬沼(10:25)=>長蔵小屋(10:39)=>(10:58)浅湖湿原、昼食(11:22)=> (12:52)一の瀬(12:55)=>(13:30)大清水=>水芭蕉=>駐車場
標高差 560m 大清水(1190m) 三平峠(1750m) 尾瀬沼(1670m)
行程 8時ちょっと前に大清水に到着、売店は開いてなかった。一般用の駐車場だけ、 ロープがはってなくて入れるようになっていた。下って駐車場に入ると、 そこにはかなりの数の車が既に駐車していた。2/3程度止まっていたのでは ないかと思う。結構な人が尾瀬に入っているのだと思った。

支度をして歩きはじめる。快晴だ。長そでのシャツとベスト だったけど寒くないどころか暑くて汗が吹き出して来た。

除雪をしているので道には雪はまったくない。但し両側には雪景色が 広がっている。



雪景色であっても、この道は単調で結構続くので 退屈してくる。一の瀬までの間、2組だけ追いこした。殆ど人に 会わず静かだった。

一の瀬でスパッツをつけ、ストックを取り出す。ここからは雪道だ。
雪の中を歩くのは楽しいし、ようやく山の中に入った気がした。
今年は結構雪が融けて来ていて、踏み抜きそうなところが多いし、 シャーベットで踏んだら崩れる所もある。そうかと思うと氷っていて 蹴り込んでも跳ね返される所もある。結構注意が必要だ。

しばらくは川を左手に見ながら歩き、途中で渡って右手に見ながら 歩く。水の音を聞きながら歩くのも気持が良かった。

しばらく登ると川から離れ、ジグザグに急登するようになる。
林道と合流し。ここから更に足場が不安定で登りにくくなる。アイゼンを付けた 方が歩き易い所があるが、木道を歩かなければならない所もあり、 そのまま登る事にした。

三平見晴台からは皿伏山、白尾山が良く見える。最初は至仏かと思って いたが、至仏は皿伏山の右手にほんの少しだけ頭が見える山のようだ。

三平峠前後では結構雪が氷っていて滑りそうな部分が増えて来た。 昨年はこの辺りにリボンが少なく、結構迷いそうで気を使ったが、 今年はあちらこちらにリボンがあり、迷いたくても迷えない程に なっていた。

三平下で燧を眺める。素晴らしい景色だ。尾瀬沼は融け始めている所が 結構あり、今年はまん中を渡っている人は一人もいなかった。

荷物を置いていろいろと撮影して遊ぶ。止まっていると風が冷たく 体が冷えて来たので上着と手袋を着用した。





沼の淵周辺を歩き長蔵小屋へ向かう。この小屋にはヘリコプターで 何回も荷物の運搬があった。

浅湖湿原まで、沼の上を場所を選びながら歩いて行った。



ここで昼食。 ぼんやりと誰もいない雪原を眺めていると、なんだかゆったりとした 気分になってきた。



燧に登ったり尾瀬沼をもっと散策したりしたかったけど、戻りを考えて そこそこで下山する事にした。

一の瀬までは楽しい雪歩きだった。一の瀬でスパッツを取り、 ストックを片付けた。

大清水に着くとかなりの観光客で賑わっていて驚く。 大清水の水芭蕉が目的なのだろうか?

去年と同様、大清水に付いた後水芭蕉を見に行った。
去年よりも沢山咲いていたような気がする。





感想 駐車していた車が多かった割りには、殆ど人に出会わない静かな山歩きだった。 特に尾瀬沼を一人占めしてるようで気持が良い。今年もシーズン初めのわずかな チャンスに、このような好天に恵まれ気持ち良く尾瀬を訪れる事が出来た。

いずれ燧に登ってみたいと思っている。