赤城山 (黒檜山 駒ケ岳)
出発日 2003年 12月14日
天候 快晴
コースタイム 大沼駐車場(9:42)=>登山口出発(9:54)=>(10:49)黒檜山山頂(11:05)=>
(11:13)展望(11:20)=>黒檜山山頂=>鳥居(11:33)=>駒ヶ岳(12:00)=> (12:20)駒ヶ岳登山口=>覚満淵見学=>駐車場着
標高差 黒檜山 1827.6m 駒ヶ岳 1685m 駐車場 1360m 標高差 468m
行程 雪を楽しみたくて赤城に登ることにした。冬タイアに替え、抜群の天気に 恵まれ、一昨日に降ったのではないかと思われる新雪を踏み歩く事を 狙っていたが、登山口までは全く雪がなかった。黒檜山の山頂は 少し雪がありそうだが、山全体は茶色い。
過去2回12月に登っているが、登山口に雪がまったくなかったのは 初めてだった。

最初から結構急な登りが続く。 日差しは強いが気温は低く風が少しあるので、汗はでるけど手や 耳は冷たい。途中で手袋と帽子を着けフリースも着た。

中間地点をすぎた頃から少しづつ雪(氷)が出てきた。随分前に 降った雪が凍ったようで、かなり固く、靴は食い込まずによく滑る。
雪のない部分が多いのでアイゼンをつける気にならず、注意しながら 登った。

山頂近くになると雪質が少し良くなり歩きやすくなった。また樹氷が 見られるようになり、青空に非常に良く映える。



駒ヶ根との分岐点からは傾斜がほとんどなくなり、間もなく頂上に 着いた。今日は非常に天候が良く、頂上からの眺めも素晴らしい。 また頂上は風がなく太陽の日差しで暖かかった。



富士山がきれいに見えた。以前赤城に来たときに気づいて驚いたのだが、 今日も筑波山が立派に見えていた。
男体山や皇海山もよく見える。男体山は赤城よりは雪がありそうだ。

日光白根、燧は残念ながら雲が出ていて隠れていた。

赤城は木の枝があるため、谷川岳や浅間方面はあまりよく見えない。
過去に来た時も残念に思っていたが、実はもう少し北に歩くと、 非常に眺めの良いところがある事を教えてもらった。

笹薮を降りて行くと5分くらいで視界が開けた場所に出る。大沼も ここからはよく見えた。この場所にこなければ、赤城に登った価値が 半減すると思うほど、ここからの景色は素晴らしかった。



展望場所はこんな感じだった。


谷川岳や浅間はかなり雪をかぶっていた。


前回登った四阿山もよく見えた。


北アルプス、八ヶ岳、南アルプスまでここから見る事が出来た。

立ち去りがたかったが、北からの風に吹きさらされているため、 早めに戻る事にした。

鳥居のある場所からも南半分の見晴らしは非常に良かった。
富士山が見えるといつも写真を撮りたくなってしまう。


丸太の階段は、雪がほとんどなくて降りやすかった。一旦下り、 駒ヶ岳を登り返す。ここは北面なので雪がある。

駒ヶ岳からは、11月の低山歩きのような気分で歩き、その後鉄の 階段や木の階段を降り続け下山した。 下山後、いつものように覚満淵を散策して帰った。あまり寒くなく、 とてもきれいな景色だった。



感想 今年はあまり天候の良い日に当たらず行き損ねた事が多かったが、 今回は一日を通してものすごく良い天気だった。
また見晴らしの良い場所も教えてもらい赤城の良さを堪能できた。

12月の赤城は僕の定番になりつつある。