草津 本白根山
出発日 2004年 5月2日
天候 快晴
コースタイム 白根火山駐車場(10:14)=>弓池=>本白根登山口=>本白根火口(11:30)=> (12:00)本白根探勝歩道最高点(12:25) =>展望台(12:42)=>本白根登山口(13:37)=> 逢ノ峰(14:00)=>弓池(14:20)=>白根火山駐車場=>湯釜(14:28)=>白根火山駐車場
標高差 白根火山駐車場2010m 本白根探勝歩道最高点2150m 逢ノ峰2109m
行程 草津の街は今にも雨の降りそうな天気だった。白根火山駐車場に向かっている時も、 雲の中に入ってしまい雨の湯釜見物になるかと心配していた。

駐車場到着間際に少しだけ日が射してきて、駐車場に着く頃に雲の上に飛び出し、 快晴となった。

弓池が凍っていた。こんな早い時期に草津白根に来たのは初めてだった。





真っ青な空と残雪の眺めを楽しみながら登山口へと向かう。

登山道は、最初のリフト乗り場周辺だけ雪がなかったが、そこから先はずっと雪道 だった。ぐしゃっとしたかき氷のような雪だったけど歩きやすい。 踏み抜きの心配もほとんどなくとても快適だ。





火口に出る直前で、踏み後が不明瞭になってきてルートがわかりにくくなって きた。最初に歩いていた道ははい松の中に消えてしまう。戻ってルートを 探し直し雪の斜面に出た。足跡は斜面をトラバースしている。

方角は正しい方角に向かっているのだが、まともなルートでは無いと思い、 もう少し道を探す事にした。結構みんな道を探しているようで、あちこちに足跡が 残っている。 結局斜面トラバースが正解で、かなり道探しをした後で火口に出る事が 出来た。

火口に出てみると想像とは異なり雪はほとんど無かった。風があたらず 暖かい、水平、地熱? 何故だろう。



ちょっと拍子抜けしながら最高地点へと向かう。

雲海がすごかった。下界はどこも曇天だと思われる。雲の上に浅間や 四阿山が顔を出している。



頂上からは北に志賀高原の山々が見え、遠方では北西方向に真っ白く雪を かぶった山々の眺めが素晴らしかった。



展望台から四阿山と白根山を眺める。



行きで迷った場所と同じ場所で少し道を探し、雪を楽しみながら降りた。

名残惜しかったので、逢ノ峰にも登る事にした。ここから北東方向の眺めが 素晴らしかった。雲が迫ってきている。



凍った弓池を見に行った後、観光客で賑わっている湯釜を見て帰った。



感想 こんな早い時期に来たのは初めてだった。思ったよりも雪がたくさん残って いて、雪歩きを気持ちよく楽しめた。 また下界の天気が嘘のような晴天に恵まれ、見事な景色、雲海を楽しむ事が 出来た。5月の白根山は狙い目だと思った。