志賀高原 志賀山
出発日 2004年 8月7日
天候 登り始めは晴天、後半曇り、雷
コースタイム 硯川(9:15)=>前山湿原=>渋池(9:30)=>志賀山分岐=>志賀山山頂(10:27)
=>裏志賀山分岐=>四十八池湿原(11:05)=>志賀山分岐=>渋池=>
前山湿原=>硯川(11:50)

標高差 硯川 1695m 志賀山 2036m 標高差 341m
行程 硯川から右側のスキーゲレンデを登り始めた。


快晴だけど、横手山方向はかなり雲が迫っていた。また、志賀山方向も奥に雲が見える。

一登りで前山湿原へ到着。結構暑い。湿原を抜け樹林の木陰に入ると気持ちよい
緩やかな斜面を気持ちよく歩いた。

渋池は、正面の横手山に雲が出ていたため、反射する空の青さが出てないのが残念。



渋池から志賀山分岐点まで、気持ちの良い緩やかな坂道が続いた。

分岐点から先は、しばらくは遊歩道的な道が続いていたが、途中から急に
登山道らしくなり、結構急で泥や岩のある道に変わった。

遠くからみていた時はなだらかなこんもりとした山に見えていたが、
短いコースながら結構面白い登山道だった。但し見晴らしはあまり良くないし
あまりきれいでもなかった。
右手にお釜池が見え、更に少し登ると山頂に到着。山頂は樹林の隙間から
西側が見えるだけであまり展望はなかった。休憩地点といった感じで
山頂の雰囲気は感じられなかった。
雲が近づいて来ていて天候が不安だったので、山頂で休憩せずに裏志賀山方向に
向かった。

山頂を少し下ると、今までの雰囲気とはかなり異なり、周りの見晴らしも良く、
気持ちのよい高所を歩いている雰囲気があった。但し遠くで雷が鳴り始め、
なるべく早く低地へ降りなければと思い、あまり風景を楽しむ事は出来なかった。

小池の眺めは素晴らしかった。


一旦下った後、裏志賀山への登りがあり、雷が
心配で早く降りたかったのでかなり急いで登った。雷が少しずつパワーアップ
しているのが気になった。

裏志賀山山頂への分岐点では、ほとんど標高差もなく頂上に立てるのはわかって
いたが、雷が心配なのでパスする事にした。
下っている途中で大沼が一瞬見えた。曇天だけど少しだけ魅力的な青色が見えた。
だけどみるみる間に雲に隠れてしまった。
黒姫池が右手に見え、結構良い雰囲気だった。

四十八池は観光客で結構にぎわっていた。
四十八池はなかなか良い雰囲気だった。曇った風景は風情があったが、青空が
写った光景も見たいと思った。



志賀山への分岐点、渋池、前山湿原を経由し、硯川へ戻って来た。
幸い雨にも雷にも打たれずに済んだ。

おまけ

志賀名水公園〜潤満滝コース
全長800m・所要時間約30分 標高差15m
滝だけを見るならば、名水公園よりもう少し下に駐車場がある。
滝は日本で7位の落差を誇るそうだが、残念ながら展望台からはかなり
離れていて迫力がない。

奥志賀高原
晴れ間を求めて車で奥志賀高原まで足を伸ばした。ゴルフ場横の草原を
ちょっと歩いただけだけど、とても気持ちのよい場所だった。

清水公園
公園と名前が付いているが、わき水があるだけだった。
志賀高原は雨が降った直後だったのでわき水は飲まなかった。

蓮池
蓮池を一周、蓮の花を眺めながら、雨上がりの散歩をした。



熊四郎山
湯畑や熊四郎洞窟を経て山頂手前まで。山頂まで行けるかと思ったが、
ロープが張っていて立ち入り禁止のようだ。あと少しで山頂だが、岩に阻まれ
わずかな隙間から山頂に登れるかどうかは不明だった。
少し下った後、分岐点から川を渡り展望台を経由して一周して帰る。


湯釜 8月8日
湯釜での日の出を狙っていた。朝の4時半に宿を抜け出し、車で湯釜駐車場へ
向かった。湯釜の駐車場は十数台の車が停まっていた。支度をして湯釜に登る。
一番乗りで日の出前の湯釜山頂に到着。湯釜の水の色、雲の色、朝日が出る
直前の空の色がとても奇麗だった。







感想 志賀山は遠くから見た印象と登山道を実際に登った印象はかなり異なった。
志賀山から裏志賀山へ抜ける道が感じが良く、晴天ならばかなり景色も良いと
思われる。雷のため急いで通過したのが残念だ。

晴天の大沼の神秘的な色を見てみたかった。
四十八池は曇天であったが良い雰囲気だった。是非晴天でも見てみたい。

熊四郎山は全く計画外だったが、万座を一望出来、また四阿山が正面に見え、
楽しめた。

湯釜の日の出は事前に計画を練っていた。湯釜の色が昼間に見る雰囲気とは
異なり、少し神秘的で美しかった。