草津 本白根山 | |
出発日 | 2005年4月24日 |
天候 | 快晴 |
コースタイム |
白根火山駐車場(8:10)=>弓池=>本白根登山口=>リフト頂上(8:37)=>本白根火口(8:59) =>探勝歩道最高点(9:22) =>(9:35)展望台(9:49)=>リフト終点=>本白根登山口(10:39) =>白根火山駐車場(10:55)=>湯釜(11:08)=>白根火山駐車場 渋峠->志賀高原 |
標高差 | 白根火山駐車場2010m 本白根探勝歩道最高点2150m |
行程 |
昨年の残雪の白根を今年も味わいたくて、そして開通したばかりの志賀草津道路 を走ってみたくて、今までの中で一番早い時期に草津白根に来る事にした。 白根に向かって走ると、道路の両側に雪の壁が現れ(低いけど)、抜けるような 青空ともに期待感はいやでも高まって来た。 白根の駐車場はまだ集金の人もいなくて、人も少なくひっそりとしていた。 支度して出発。弓池は雪で覆われていた。今年は時期も早かったけど、相当 雪が多そうだ。 ![]() リフト乗り場から斜面を登り始めた。踏み跡は数人分。ゲレンデ右手に分岐する 登山道が見つからない。踏み跡もないし立て札もないし、何もないところに 感で踏み込むべきか迷っていた。踏み跡はすべてゲレンデ直登、夏道は見つけ られそうになかったので、ゲレンデ直登コースを選択した。 結構な斜面なので滑り落ちないよう気を使った。 夏道の林間コースの方が好みだ。 リフト終点からの眺めはなかなか素晴らしい。 ![]() リフト終点からしばらくは林間を登った。 ![]() 昨年迷った右方向のピークに行かないよう 早めにトラバースするコースを選択した。この時点で踏み跡は1人のみ。 踏み跡に従い、斜面をトラバースしていく。方向が右にずれているようで 気になったがしばらく様子を見ながら辿ってみた。心配した通り、右のピークに 向かっていた。このルートは樹林が残っていてかなり厄介だ。 しばらく探索した後、引き返してルートを取り直す事に決定。戻ると斜面の下に スキーの跡が残っていて、目標方向に近かった。スキー跡を参考にラッセルを 開始した。踏み跡はもう何もない。 火口に到達。昨年よりは雪が残っているが、やはり火口周辺は他と比べて 雪の量が圧倒的に少ない。地熱の影響なのか?? ![]() 火口周辺にはスキーの跡1人分のみだった。歩くと膝上まで雪に潜り 結構体力を消費する。展望台と最高地点の分岐以降はスキー跡もなくなり まっさらの雪の上を歩いた。 浅間は噴煙を上げていた。最高地点からは北アルプスの眺めが素晴らしかった。 ![]() 雪の中を今までより少し奥まで入っていった。 一人だけで、とても静かで足跡さえない雪原に、自分の踏み跡をつけて しばらくさまよっていた。至福のひと時だった。 ![]() 戻って展望台に登り軽く昼食を取った。 帰り道も同じコースをとった。好みとしては夏道の林間のコースをとりたかったが 見つける事が出来ず、ゲレンデ脇を登りリフト終点に行き、そこから朝来た時と同じ ゲレンデを降りた。リフトは動いていたが、このコースはもう終了していた。 結構な斜度だった。 湯釜は結構な人だった。朝ほとんど誰もいなかった駐車場もほぼ満車状態だ。 湯釜にあがる為の道を除雪中で、みんなその横の雪の上を楽しそうに歩いている。 また、頂上付近ではすれ違うのがやっとの雪の壁に挟まれた道を歩く。 ![]() 湯釜は少しだけど雪があった。雪の湯釜は初めてだった。 ![]() いつもと違う湯釜を見る事が出来、とても満足だった。 雪の壁を見たくて志賀草津道路を走り志賀に抜けた。かなりの雪の壁を 期待していたのだが、両側に壁が出来ていたのはわずかな区間でちょっと 拍子抜けした。 志賀山周辺を歩こうと思っていたが、まだスキー営業中で混雑しているし 駐車場も入れなかったので中止した。 戻りがけに駐車スペースを見つけ、少し奥まで進むと誰もいない眺めの良い スペースがあった。雪の上に座り2回目の昼食を楽しんだ。 |
感想 |
踏み後のない雪の上を歩いていくのはとても楽しく、少し体力が必要で、 ちょっと緊張する部分があった。 今まで草津白根は登山のつもりで来ると少し物足りなさを感じたが、今日は 充実感を味わっている。誰もいない白根山、観光客であふれてた湯釜、 スキーでにぎわっている志賀と言うかなり対照的な体験ができ面白かった。 |