![]() 尾瀬 至仏山 | |
出発日 | 2005年 7月18日 |
天候 | 晴れ |
コースタイム |
鳩待峠(8:10)=>山の鼻=>尾瀬ケ原散策=>山の鼻(10:50)=>中間地点(11:46) =>(12:25)至仏山山頂(12:30)=>小至仏(12:58)=>鳩待峠(13:55) |
標高差 | 標高差 約828m 山ノ鼻 (1400m) 至仏山頂(2228m) 鳩待峠(1591m) |
行程 |
3連休は天気があまりぱっとしないと思っていたが、今日の尾瀬はわりと よい天気だと予測して、尾瀬ケ原にきすげを見に出かけた。 鳩待峠から山の鼻に向かう道は珍しい花が咲いていたりしてのんびり歩くのも楽しい。 だけど時々顔を見せる至仏の姿に後ろ髪を引かれながら山の鼻に降りていった。 想像以上のよい天気で、尾瀬ケ原は少し暑いくらいだった。 あちこちにきすげが咲いていた。 ![]() 尾瀬ケ原から見る至仏山は優雅でどっしりと構えているようで魅力的だ。 ![]() 尾瀬ケ原に来るにしては重装備であり、登山に必要なものはすべてそろっていた。 時間もまだ早いし天気もよい。至仏登山決行を決め、急ぎ足で山の鼻に戻った。 山の鼻から至仏山頂、鳩待峠へ向かう、数年前に登ったのとは逆のコースを 取る事にした。至仏山頂から山の鼻への下りが滑りやすく、前回は手こずったけど、 登りならば体力勝負なだけで滑る心配は少ないと考えたからだ。 かなり暑かったので体力は消費したが下るよりも気が楽だった。 しばらく登り続けると、樹林帯から抜けて尾瀬ケ原が見えるようになる。 尾瀬ケ原の真ん中にきすげのオレンジ色がはっきりと確認出来る。 樹林帯を抜けても滑りやすい道は延々と続いた。降りてくる人達はかなり 大変そうに見えた。登りは鎖場も鎖は全然必要としない程度で問題なく登れる。 相当登ったと思った頃中間地点に到達。まだ半分なんだと少しがっかりする。 ![]() 滑りやすい岩や延々と続く階段を登り、そろそろ頂上到達かと期待した所で、 まだまだ先に山頂が見えて来た。頂上付近はいろいろな高山植物が咲いていて、 のんびりと登れば結構快適な山歩きとなりそうである。 ![]() 少しガスがかかっていたのであまり遠方の景色は鮮明ではないが、 尾瀬ケ原と登山の両方が楽しめてとても気分が良かった。以前は雪のない 至仏はさっぱりだと思っていたが、今日は好印象だ。 鳩待ちへの道は、今までの道とは少し趣が異なり、岩を登る所があったりして 変化があって楽しい。 ![]() そう言えば前回の夏登山では、この辺りを登る時に雲の中に入ってしまい、 景色は見えなかったし、とても寒くてあまり楽しんでなかった気がするが、 今日は眺めや岩の上り下りを楽しむ事が出来て結構良いコースだと思った。 ![]() ![]() 後半は傾斜が緩やかになりかなりハイペースで下山した。 |
感想 |
雪の無い時期の至仏登山は、山の鼻から鳩待へのコースが良い。 逆コースで山頂から尾瀬ケ原を見下ろしながら降りるのは壮快だけど、 その後の滑る下りは危険だと思う。山の鼻から山頂への登りは、結構単調で きついけど、あまり滑る心配はないし、後半の高山植物が咲いている 部分は楽しい。 また、鳩待ちへの下りの緩やかな木道歩きは、登山の終わりにちょうど良い。 以前夏の至仏の印象が悪く、積雪期以外はあまり登る気がしなかったのだが、 尾瀬ケ原から見る至仏の姿を見てどうしても登りたくなり、前とは逆のコース で天候にも恵まれかなりの好印象を受けた。 楽しかったし、このコースならばまた登っても良いと思っている。 |