尾瀬 アヤメ平、尾瀬が原
出発日 2007年 10月7日
天候 快晴
コースタイム 鳩待峠(10:01)=>横田代(10:56)=>アヤメ平(11:32)=>
富士見田代(11:45)=>(13:14)竜宮(13:36)=>(14:32)山の鼻(14:39)=>鳩待(15:43)
標高差 中原山(1968m) 鳩待峠(1591m)横田代(1860m) 尾瀬ケ原橋(1400m)
行程 山からずっと離れていたので、久々に尾瀬の様子を見に出かける事にした。
戸倉の駐車場は車で満杯状態だった。今までこんなに混んでいた所は見た事が無い。

鳩待から山の鼻に出て、尾瀬ケ原を軽く散策するつもりだったのが、あまりの
天気のよさにひかれ、昨年と同じアヤメ平を回って尾瀬ケ原におり、山の鼻経由で
鳩待に戻るロングコースに変えた。

アヤメ平を経て富士見平へむかうコースは、山の鼻に向かうコースとは大違いで
とても人が少なく、たまにすれ違う程度だ。横田代から先の別世界を楽しみに
登り始めた。
昨年同様、木に絡まる草木が紅葉していてとても綺麗だ。

横田代へ出た瞬間は、何回来ても素晴らしい。秋色の草木が広がり青空と
対比している。登るに連れて後方には至仏の雄大な姿が浮かび上がって来た。





アヤメ平からは燧、平ガ岳、至仏がそれぞれの方向によく見える。今日は
これら以外に奥にもっと沢山の山々が見えていた。



富士見田代からの燧と地糖の眺めは素晴らしく、ここで短い休息をとった。



富士見から長沢道で尾瀬ケ原、竜宮へ。
途中の急な部分は、濡れていて結構滑りやすかった。
竜宮は人だらけかと思っていたが、それほどでもなかった。
去年より少し来るのが遅かったので、赤い色をした植物がもうかなり
枯れて茶色になっていた。



山の鼻に向けて歩き始めた。至仏は少しガスってきたけど前にそびえ、
振り返ると燧が格好良く控えている。



昨年と同様に、地糖の小さな睡蓮の葉が美しく、草紅葉や白樺等、
秋の風景を楽しみながら木道を歩いた。






心地よいのはここまでだった。山の鼻からは渋滞でずっと人の列が出来ていて
時々止まってしまうぐらいののろのろ歩きだった。
鳩待に着いて人の群れから解放されると思ったのは大きな間違いで、
そこはバスを待つ人の列で渦ができていた。
今まで何回も尾瀬に来ていたけど、こんな光景を見るのは始めてだった。

感想 後半はあまりの人の多さに少しうんざりしたけれど、アヤメ平周辺の自然や
景色の素晴らしさはたっぷり楽しめたし、秋の尾瀬ケ原もとても素敵で、
昨年と全く同じコースだったけど、今年も来てよかったと感じている。