草津 芳ケ平
出発日 2008年 10月25日
天候 曇り
コースタイム 草津天狗山駐車場=>(10:25)西の河原=>湯畑(11:00))=>西の河原(11:33)=>(11:50)駐車場
白根火山駐車場(12:25)=>(13:40)芳ケ平ヒュッテ=>(14:06)芳ケ平湿原
=>芳ケ平ヒュッテ=>(15:23)駐車場

標高差 白根火山駐車場2010m 芳ケ平ヒュッテ1800m程度
行程 紅葉の見頃は草津あたりだと予測して、草津と白根周辺を狙って出発した。
天気予報は晴れだったが、何だか曇ってたまに日が射す程度、天気はいまいちだった。
吾妻峡辺りから山は見事な色に変わり始めた。

草津はちょうど良い色づきだった。天狗山の駐車場にとめて紅葉の中を歩いて西の河原へ
降りて行った。この散策路は何だかとても良い雰囲気だった。

西の河原から湯畑までの往復は、すっかり観光旅行の気分で楽しみ、西の河原で
足を温めてから、元の道を駐車場まで戻った。



山歩きが終わったような変な感覚だったけど、白根山に向かった。

白根山は何回も来ているし、曇りで絶景は望めそうになかったので、以前から
気になっていた芳ケ平に行ってみる事にした。

ほとんど人がいなくて静かで、黄土色のざれ地と所々にある黄色になった
樅の木のような形の木々に、ちょっと変わった美しさを感じた。

分岐からコースをはずれて鳥居のある高台に向かった。頂上からは
つづら折りになった自動車道や草津の街が眼下に見え、ちょっと足がすくむ
ような眺めだった。





芳ケ平に近づくと、黄土色の地表は笹にかわり、緑中心に黄色、たまに赤の混じる
世界に変わった。曇り空、少し霞み黄色と赤のアクセントのついた緑の世界は、
美しくて落ち着いた柔らかい雰囲気を与えてくれた。





芳ケ平ヒュッテで休憩し、裏の湿原を教えてもらい一周した。ここも素敵な
場所だった。


この緑と黄色の場所にもっと留まりたいと思いながら、戻り道を登った。



風が冷たく、気温も6度くらい、駐車場の近くに戻ると秋を通り越して
冬のにおいがしていた。



感想 山登りと言う感じは全然ないけれど、黄土色の火山的な雰囲気から緑と黄色の世界にかわり
湿原もあり、自然とゆったりとした一体感を感じる事が出来た。
今まで何回も白根には来ていたのに、こんな素晴らしい所を見逃していたとは。。
晴天や異なる季節でどのような表情を見せてくれるだろう。