尾瀬が原
出発日 2010年 7月18日
天候 晴れ
コースタイム 鳩待峠(11:18)=>山の鼻(12:17)=>尾瀬ケ原三又、昼食(13:17)=>(13:32)中田代、キスゲ群生(14:14) =>(14:57)研究見本園=>(15:03)山ノ鼻=>(15:52)鳩待峠

標高差 標高差 約191m 山ノ鼻 (1400m) 至仏山頂(2228m) 鳩待峠(1591m)
行程 久々に尾瀬ケ原に来た。
4日前は足のけがでまともに歩けなかったけど、驚く程回復が早くて
この連休、軽い山歩きなら行けそうな状態になってきた事と、
尾瀬のキスゲが咲き始めている事、猛暑である程度標高の高い所に行きたかった為
尾瀬ケ原に出かける事にした。

戸倉に新しく出来た第1駐車場は満車で入れず、今までの駐車場の列に付いたが
全く動かず、かなりの時間が経過した後臨時の駐車場を開けてもらった。

ここから乗り合いバスに乗り、鳩待ちに着いたのは11時15分頃だった。
かなりの人が尾瀬に入ったようで大変な状態らしい。



鳩待峠から山の鼻に向かう道は木道で、ずっと人の列がつながっていた。
自由な速度で歩ける訳ではないし、植物等を見たくてもあまり止まれなかった。



山の鼻から先は少し人は減ってきたけれど、それでもずっと列が続いた。
山の鼻から尾瀬が原に入った所に少しキスゲが咲いていたが、少し進むとほとんど
なくなってしまった。

初夏の新緑の力強さは感じるが、綿すげとアヤメが少し咲いているぐらいで、
何だか花が少なくて華やいだ感じはしなかった。
だけど進んで行くうち池塘が増えてきて、蓮を浮かべた眺めは、やっぱり素敵だった。



青空を映した水面も美しいが、とても透明で蓮の茎が水中に見えるのも面白いし、
水中に葉っぱがあるのも知らなかった。
蓮の花が水中にいくつも咲いているのも不思議だった。



三又を過ぎてもキスゲはほとんどなく、今年はどう なっているのだろうと思いながら
中田代に進んで行った。この辺りまで来ると人が少なくなり、結構自由に観察したり
写真を撮ったりしやすくなった。



遠くにオレンジ色が見え始め、期待しながら近づくと、キスゲの群生だった。
山吹色の絨毯だった。それほど広い範囲ではないけれど見事で元気をもらえる彩りだ。



ただ鹿が食べてしまうらしく、その為に数がかなり減っているらしい。
5年前の同じ日に尾瀬ケ原に来ているが、その時に較べるとキスゲがとても少なく
感じたが、天候のせいではなく鹿のせいだったのだろうか。。



手前で引き返してしまい、このキスゲ達を見れずに帰る人が多いような気がした。



帰りに研究見本園に寄って綿すげを撮影した。



感想 最近は走ってばっかりで山らしい山に行ってないけれど、久しぶりに尾瀬に来て
大きな自然に包まれた感じを味わえた。
やっぱり良いなと思ったし、久々に新たな山にも行きたいと思った。