日光杉並木マラソン2010
出発日 2010年 8月1日
天候 晴れ
行程 曇りまたは小雨を期待していたが、見事な快晴だった。
思いっきり早く出発したので、6時半過ぎに現地に到着、朝の清々しさは
少し残っているけれど、照りつける日射しは強烈で暑い。



会場は中学校で、ちょっと運動会のような感じを受けた。
時間がたっぷりあったので、久しぶりにスタート前にゆったりと過ごす事が
出来た。気温があがり、走る前にすでにウエアは汗でぐっしょりと濡れていた。

呼び出しがかかる前に集合場所へ向った。既にかなりのランナーが並んでいて
早い順だったようで急いで列に加わった。
日向の列から、スタート地点の杉並木まで歩いて移動したが、杉並木に入った瞬間
すーっと冷気が漂い、ちょっと驚いた。周りからも驚きの声が上がっていた。

スタートは混んでいて最初はなかなかスピードを乗せられなかったけど、1Km程
走るとばらけて自分のペースで走れるようになった。
今回は前半が下り、後半が登りで折り返しなので、坂の様子を見ながら、
前半に少し無理をしてペースアップを狙っていた。
坂のきつめの所は気持ちよくスピードが出たけれど、緩い坂や平地では、
暑さが徐々に応え速度の伸びがなくなってきた。

折り返しからは今まで登ってきた道を戻る大半が登りのコースだ。緩い登りは
大してしんどくはないけれど、2カ所程速度がぐっと落ちた登りがあった。
今回はきつい登りは無理せず、他の部分で速度を保てるように計画していたので、
きつい登りの区間は結構抜かされ、その後に追いついた。

後半の給水2カ所では、半分ぐらい飲んだ後、背中や頭に水をかけた。
杉並木で日陰なので、しばらくはクールダウンして快適だった。

ラスト1Kmで登りが緩んできたので少しペースをあげた。
あと500m の表示からは更にペースをあげ、かなりスピードの乗った状態で
ゴールを迎えた。

タイム的にはあまり良くはないけれど、真夏と坂と、足のトラブルを抱えた
状態を考えると、良い出来かなと思った。
何より最後に徐々にペースアップしていく事が出来て、ゴールした時の
爽快な気分は久々だった。







感想 この真夏にこれだけ気持ちよく走れる大会は貴重だと思った。杉並木の効果を
とても感じた。コースのほとんどが木陰になっていて、これが直射日光を浴びる
コースだったならば、とてもまともに走れない気温だと思った。

ランナーは杉並木の木陰を走っていられるけど、日向で誘導や運営サポートを
している人たちに感謝したい。

真夏の大会を楽しんだ上に、帰りに竜頭の滝や湯滝、湯元等を楽しみ、観光気分にも
なれる良い大会だと感じている。