武甲山
出発日 2010年 10月31日
天候 前日は台風、台風一過とはならず、小雨
コースタイム 土津園(10:49)=>橋立川出合(11:20)=>尾根(11:46)=>長者屋敷の頭(12:07)
=>(12:40)山頂(13:00頃)
=>(13:17)長者屋敷の頭(13:30)=>(13:49)橋立川出合(14:00頃)=>(14:16)土津園

標高差 土津園(280m) 武甲山(1304m)
行程 ハードなトレイルランのイベントは自信がないけど、何かに出てみたくて、
トレランセミナーを見つけ申し込んだ。
台風で中止かなと思っていたが、ちょっと早まり前日の夜に通過した。
あわよくば台風一過を期待したが、あいにくの曇天、出発してしばらくすると
しとしとと雨が降ってきた。

最初は林道をかなり遅いジョグで登った。このような遅い速度で走るのは慣れてないので
少し拍子抜けした。

登山道入り口からは坂が急になり歩きだった。走るのではないんだと、ここでも
少し拍子抜けしたが坂がきつくなったので汗ばんできて、早歩きで良かったと思った。

尾根付近は小雨まじりの曇りだけど木々が何だか良い感じだった。



ここから走り始めた。少し斜面は緩くなっていたが、しばらく走ると徐々に体が重く感じ
トップ集団から遅れそうになってきた。

長者屋敷の頭からは更に斜面がきつくなった。ずっと走り続けていたら途中で脱落して
いた気がするが先頭もやや速い歩きぐらいに押さえているようだった。

分岐地点からひとっ走りで頂上の神社に到着した。





何だか頂上には思えない立派な建物だった。雨がかなり降ってきたので、全体がそろうまで
軒下を借りて雨宿りをした。頂上の展望できる所がすぐ先にあるという事で、雨でも
これを見に行かない手はないと思い、早速数人で見に行った。

土台はコンクリで固められ、柵があり全然頂上の雰囲気はしなかった。



天気がよければ秩父の街とえぐられた山肌が見えるらしい。今日は真っ白な世界が見えるだけで
残念だった。覗き込むと、真下に削り取られた山肌が少し見えた。
晴天で視界の良い日にもう一度登ってみたいと思った。

下りは想像していたよりもかなり速い速度で降りた。今までから山で下りは結構
走り降りて得意だったけど、軽い荷物とトレイルシューズで快適だった
ここまで飛ばすのは初めてだった。危ないので全ての五感を使いかなり神経を集中させて
駆け下りるのは爽快だった。

約1000m近くを駆け下りるのだから、途中から足の筋肉が疲労してきても不思議じゃない。
でも、やめられない楽しさで、トップ集団で思いっきり楽しんでしまった。
林道まで出た時、足はだるく筋肉痛も来ていたけど、へらへら笑いたくなるような
気持ちの良さと下り終えた爽快感が残った。

最後は林道をフリーで走って土津園に戻った。



感想 トレイルランはかなり特別な人たちが集まったイベントだと思っていて、楽しそうだと
思いつつ、なかなか申し込まずに迷う事が多かった。とても楽しかったので次回、
何か出場したいと強く感じている。今までにない楽しさと出会えた気がする。

周りの人を見ていると、ただ者ではない人たちが多く、やはり凄くて変な人達という
認識は変わらないような。。。

講師の奥宮さん、素晴らしいセミナーでした。楽しかったし下りのスピード感は
病み付きになりそうです。スポーツエイド・ジャパンさん、楽しい機会を作っていただき
ありがとう。
そしておいしい料理を出していただいた土津園(はにつえん)の方々、ごちそうさまでした。