第1回小江戸川越マラソン
出発日 2010年 11月28日
天候 快晴
行程 川越の街並は結構好きだ。この街並を走れるという事と、第1回目という事で、
小江戸川越マラソンはかなり期待して申し込んだ大会だ。
川越えの観光名所を走り抜けると思うとわくわくしてくるが、
風情のある風景はほんのいっかくだという事に後から気付いた。

事前に駐車場を申し込み、交通規制で混むのを心配し、かなり早くに出発した。
途中、川を超えたり田園風景の所では、地表が朝靄で覆われて、
とても不思議な面白い雰囲気だった。早く出過ぎて7時前に川越水上公園に到着。

紅葉がとても奇麗なので、受付を済ませた後公園をカメラを持って歩き回った。





早い時間からかなりの人が集まり、大きな大会だと実感した。
開会式は8時からで何だか役所のイベントのような感じで、スポーツのノリの良さ、
若々しい雰囲気は感じられなかった。8時半頃まで話が続き、その後体操が
始まるという事だったが、薄着の服に着替え出発の準備をする為に抜け出した。

スタート場所までの誘導がわかり辛く、結局ほとんど水上公園を一周する感じで
スタート地点に到達した。無駄な気もするが、申告タイム順に奇麗に並ばせるには
役立っている気がした。

自分は早めに行動したけど、スタート地点に到達したのは10分前だった。
体操をしている人たちは間に合ったのか少し心配になった。

スタートは凄い人数で、最初は動きものろく混雑していた。でも想像しているよりは
スムーズで、道幅が広くてじきにペースをあげられるようになってきた。

開会式の時は寒いと思っていたけど、走り出してしばらくすると日射しが強く
暑くなってきた。ちょうど川越えの街並を走り抜ける頃は、かなり速度が乗ってきて
快調だった。速度が速めであまり街並を楽しんで走らなかったが、応援がとても
多くて一体感のある雰囲気がした。

一旦街並を外れ、折り返してくる頃、ちょっとペースが速過ぎたので落とす事にした。
街を離れると、田園風景の中を走る事になり、小江戸とはほど遠くなってしまった。

2回目の給水は8Km手前でかなり早めと思った。11Kmを過ぎた頃、今回は少しペースを
あげるので、後半にバテないようカロリー補給をしようと思い甘いゼリー状のものを
食べた。もうすぐ給水だろうと思っていたが、甘過ぎて半端じゃなくのどが乾いてきた。
折り返しのコースに給水場があったが、こちら側にはなく、折り返してさっき見かけた
給水地点まで我慢と思いながら走ったが、徐々にペースが落ち体が動かなくなってきた。
チェックしていた給水ポイントが、水がなくなった為か残骸しか残ってなくて、ここを
目指していただけにかなり心が折れてしまった。

今まで何回かガス欠を感じた事があったが、実は脱水状態だったのかもしれなくて、
今回もまさにそのような何かが切れて体が言う事を聞かなくなった状態だった。

16Kmの手前でようやく給水、かなり暑かったのでこれだけの区間はきつかった。
飲んでしばらくすると体が回復して普通の速度程度に復活したが、体が乾ききっていた
ようで、18Km辺りから又脱水症状で全く速度が出なくなってしまった。

最後の給水で再び復活して、ゴールまでは5分/Kmより少し速いペースで走った。
後半は10Kmのランナーと合流したが、ペースがかなり異なっていて少し走りづらかった。
今回は最後もスパートをかけられずくたびれたままゴール、久々に何だかへろへろに
失速して苦しいレースだった。自分の中ではベスト2のタイムだけど、今回は最初から
ベストを狙ってたので敗退感が強かった。

感想 敗因は朝からの水分供給不足、前半に飛ばし過ぎ、暑さの計算不足だった気がする。
ちょっと意気込みが大き過ぎて、途中の失速がとても悔しかった。

大会自体は第1回でこれだけの人数を集め、特に大きなトラブルもなく、
多くの人から応援してもらい良いマラソン大会だと思った。
もう少し小江戸を感じさせる部分が多ければ文句なしだと思う。

来年もあればリベンジしなければと思った。