![]() | |
第2回NATHAN 武甲山トレイルラン | |
出発日 | 2011年 6月12日 |
天候 | 曇り、時々薄日が差す程度 |
コースタイム |
羊山公園(9:30)=>琴平ハイキング道=>大渕寺(10:20)=>土津園(10:31)=>登山口((11:01) =>尾根(11:25)=>神社(12:19)=>山頂展望(12:21)=>シラジクボ(12:34)=>子持山(13:02) =>大持山(13:23)=>延命水(13:58)=>羊山公園(14:57) |
標高差 |
羊山公園(300m程度) 土津園(280m) 武甲山(1304m) 子持山(1273m) 大持山(1294m) 全長27Km |
行程 |
昨年武甲山のトレランセミナーに出て以来、これには出ようと決めていた大会だった。 気合いを入れて準備を整えるはずだったのに、仕事が忙しく気合がなんだか入らなかった。 おまけに天気予報で週末は崩れ気味なのを聞いて、更にノリが悪かった。 トレランだけど久々に山道具を取り出し、雨対策を考え小さなリュックにパッキングした。 天気は曇りだった。羊山公園に付くと少し薄日が射して来た。青空は望めなかったが、 武甲山の山頂がちゃんと見えていて、今回は山頂から秩父の街を見下ろせるのを 楽しみにしていた。 ![]() ![]() スタートは、先が長いのであまり最初から速度を上げないと思っていたが、みんな 結構良いペースで走り出した。流れに合わして気持ちよく走り始めた。 琴平ハイキング道に入ると、斜面が緩やかで気持ちのよいハイキング道だった。 蒸していてかなり暑かったけど、このような道が続くなら気持ちがよいと思いながら 走っているうちにつづら折りの急坂に変わった。 登りも下りも渋滞してしまい、ちょっと速めの歩きに変わってしまった。 ハイキング道だと思っていたのに、かなり登りがきつかった。多くは連なって 歩いていたけど、全体の速度は結構速めなので、ハイキング道ですでに足がへたり かけてしまった。登った分はほとんど下って最初のエイドに到着した。 暑くてここからの車道の登りはきつかった。かなり速度が低下した。 土津園は昨年秋にお世話になった所で懐かしかった。 ここからの林道の登りがしんどかった。衣服は既にあせでぐしょぐしょに濡れ、 坂がきつめになると歩きに変えてリュックを外して風を通した。 滝の横を通ると、風が少しひんやりして気持ちがよかった。 ![]() 登山道からかなりきつめの登りに変わり、ほとんど列を作って歩いた。但し普通の 登山の速度と較べるとかなり速く、途中から両方の太ももがつりかけて来た。 まだまだ先が長いので、ちょっとストレッチをして、少し負担を減らすように、 力任せに登るのはやめた。 尾根道で少し緩い所が続いた。 ![]() しばらく行くと又急斜面が始まった。 足がつる為、急な登りが続くとかなりきつかった。この為前回よりとても頂上までが 長く感じた。 ![]() ![]() 頂上直前で雲の中に入ってしまい、頂上からの眺めは前回同様で白一色だった。 2回連続で真っ白の眺めは、ちょっと残念間が強かった。 ここからは子持ち山に向う下り坂だった。かなり急だけど全開で走り降りた。 足は登りでつってしまうけど、下りは少し持ちそうだった。今日一の爽快感で、 シラジクボに到着した。しばらくは緩い登りだったが、じきに急になり疲労しきって しまった足には応えた。 子持山でも雲の中で、武甲山の削られてない方を見る事が出来ると楽しみにしていたけど 残念だった。 子持ち山からの下りは手を使う部分が出て来て面白かった。走れる所はかなりとばした。 登りになりなかなか到着せず、かなり疲れきった頃に大持山に到着した。 大持山からは一気に走り降りた。この速度感はトレイルランの醍醐味だと思う。 但し後半はかなり足に来て、適度にブレーキをかけながら降りるのがつらくなってきた。 延命水は冷たくておいしかった。 ![]() ここから先は舗装道路だった。セメント向上の横を通った。武甲山を削り取ったんだと 思いながら振り返ると、雲に隠れていたはずの武甲山が姿を見せた。 ![]() ![]() ゴールは感動よりもつったりあちこちが痛くて結構辛いゴールだった。 |
感想 |
ハイキング道から始まり、武甲山、子持山、大持山を経て、セメント工場をまわって 戻ってくるという、武甲山のいろんな面を見せてくれるとても面白いコースだと思った。 想像以上に足のへたりが早く、かなり苦しんだレースだった。そして、登りで苦しみ、 下りで苦しみ、最後にロードで苦しみ、体のあちこちをそれぞれぎりぎりまで使った気がした。 自分でも飲料や食料等を持って走ったが、まったくこの暑さをしのげる量ではなく、 エイドステーションに助けられた。このような山岳のレースでランナーを支えてくれる サポートに感謝したい。 |