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雁坂峠越えトレイルラン参加 | |
出発日 | 2011年 8月21日 |
天候 | 一日を通してずっと弱い雨 |
コースタイム |
道の駅みとみ(8:30)=>(10:13)雁坂峠(10:15)=>雁坂小屋(10:21)=>川又登山道入り口(11:44) =>(11:55)川又バス停(12:02)=>(12:52)秩父湖二瀬ダム駐車場 |
標高差 |
雁坂峠(2082m) みとみ(1084m) 秩父湖二瀬ダム駐車場(540m) |
行程 |
雁坂峠越えトレイルマラニックという大会に参加した。 山梨県の西沢渓谷近くの道の駅から出発し、雁坂峠を登って越え、秩父のダム迄走る大会で 1000mを超える登りと全長24Kmという結構タフなコースだ。 雁坂峠は日本三大峠に数えられる峠らしい。雁坂トンネルが開通する迄は、この道が 国道140号に指定されていたというから驚いてしまう。 あいにく前日の夜から雨が降り始め、朝は結構な降りだった。 気温も低く、さらに1000m上がると冷えるので、服装は迷いながら 上下のレインコートを着ていく事にした。 8時半になり、靴のひもを結んだりリュックの荷物を整えたりしているうちに先頭が出発し始めた。 特に一斉スタートという訳ではなかったけど、慌ててスタート地点へ走って行った。 最初は舗装されている遊歩道の軽い登りだった。すぐにレインウエアのパンツを履いて来た事を 後悔し始めた。気温は低め、透湿素材とは言え、走り始めると熱気がこもってしまう。 樹林の中に入ると、それほど酷い降りには感じないので、レインウエアの上だけリュックに入れ、 下は不要で、シャツの着替えを持ってくるのが正解だったと感じた。 かなり我慢して登り続けたが、結局暑いので下は脱ぐ事にした。雨はばっちりはじいていたけど、 上も下も汗でグッショリになっていた。 ![]() 3度程川を超えた。水の流れている所は気持ちがよいし、結構良い雰囲気だと思った。 ただ、丸太の橋を渡るのはちょっと滑りそうだった。 後半は笹の生い茂った中をジグザグに登って行った。ほとんどずっと登りが続くので、 一息つくタイミングがなく息があがり気味だった。 雲で眺めは悪いけど、笹原の向こうに木々の影が見えているのは結構良い感じだった。 ![]() かなり足に来た頃に雁坂峠に到着。140号のかわりになっていた道の最高地点だけど、 頂ではなく、さらに尾根がもっと高くへ伸びていた。 ![]() ちょっとだけ一服した後、今後の下りに備えてリュックをしっかりと固定した。 ここからは下り中心、最も得意とする部分だ。雨が降っているので多少緩い部分があるが 快調に飛ばし、間もなく雁坂小屋に到着した。 ここからずっと下りが続いた。右側が切り立っている部分は、足場が滑ると落ちそうで 少し気を使った。最初は快調に駆け下りていたが、途中から膝や腿、足裏など、あちこちが 痛くなって来て、下りでも少しずつ苦痛に変わって来た。 ![]() こんなに下らないとならないのかと思った頃に国道140号が見えて来て、 じきに登山道入り口に到着した。 舗装路を走り始めた。山を走っていた後に舗装路に出ると、とても堅い感じがするし、 何だかもう終わった感じがして、スピードを出して走ろうと言う気にならない。 それ以上にあちらこちらが痛くて速く走りたくても無理かもしれない。 舗装路約9.5kmを重い体を無理矢理走らせてゴールした。 |
感想 |
天気が悪くて最初はとてもノリが悪かったし、レインウエアの選択を間違え最初は不快感が 大きかったが、結構面白く、感じの良い所だと思った。天気の良い日にどんな眺めなのか 見てみたい。 タフなコースだけど、走り応えがあり充実感があった。アルペンガイドのコースタイムと 較べるとかなり速かったようだ。 下りは十分な速度が出ているが、登りが遅いのでもう少し体力向上が必要なようだ。 |