第6回湘南国際マラソン
出発日 2011年 11月3日
天候 曇り、時々晴れ
行程 1月に参加した第5回の湘南国際マラソンがとても気に入ったため、第6回大会も参加する事にした。
前回の1月開催が例外で、通常11月に行う大会なので、珍しいけど1年に同じ大会に2度参加
する事となった。

今回は前日も通常の仕事で帰りに直接小田原に宿泊した。今年の体の仕上がりは不十分な上、
忙しくて気持ちの切り替えがうまく行かず、直前まで何だか盛り上がらない感じだった。

気温が25度まで上がるのではと言われていたので、参加賞の黒いTシャツはやめ、白でもっとも
涼しげな服にした。当日の朝は薄曇りで暑くも寒くもなく、走らなければちょうど良い気候だった。

昨年と同じで二宮の駅からは人の列が出来ていて歩いて会場入りした。
会場は多くの人が集まっていて、ようやく大会気分になって来た。



走り始めはずっと薄曇りで快適な気温だった。回りのペースに合わせ、狙った速度より
わずかに遅めで走り始めた。10Km 迄はほぼ予定のペース、1月に走った時を思い出しながら
走れた。

10Kを超えてしばらくすると、強い日差しで温度が少しずつ上昇して来た。途端に体が重くなり
じりじりと速度が落ちてしまった。しばらくすると又薄曇りに変わったが、体は軽くならず
フルマラソンなのに折り返し迄に疲れを感じていた。江ノ島がなかなか近づかない感じだった。

片瀬江ノ島周辺は、前回と同様にとてもにぎやかな感じで好きなポイントだった。中間地点を超え
35K地点まではじりじりと速度は落ち続け、かなり辛い走りになった。ゴールの大磯ロングビーチを
右手に見ながら第2折り返し地点迄の区間が、体にも精神的にも最もきつい区間だった。

前回のタイムには全く及ばないのがこの時点で明確だった。
足は悲鳴をあげかけている状態で思い通りに動かず、いつつっても不思議ではない感じだ。
でもここで歩くとサブ4も達成出来ないので、キロ表示毎に止まって軽くストレッチをして
走り続けた。第2折り返し地点から先は、無の心境を心がけ、少しペースを上げて動き続けた。
大磯ロングビーチが見えてからは、更にペースを上げ、ゴール迄の区間をスパートをかけた。

かなり気持ちよく速度を上げる事が出来、そのままゴールを迎えた。
自分の体にまだかなり余力が残っているのかと一瞬錯覚したが、ゴール後に強烈に足がつって
結構ぎりぎりまで体を使ってたのだと実感した。

タイム的には、そして今年の自分の体には全く満足してないけど、走り終わった後の何とも
言えない良い気分には浸る事が出来た。





感想 前回の大会に較べると、全体の雰囲気が少しおとなしくなってしまった気がするけど、
沿道にはずっと応援してくれる人やスタッフがいて、元気をもらえた気がした。

大きな故障もなくゴール出来たのは良かったが、じりじりと速度が落ち続ける最近の体を
何とかしたいと思った。体調を整えて来年もチャレンジしたい。