第46回 青梅マラソン
出発日 2012年 2月19日
天候 快晴
行程 青梅マラソンは、マラソンなんて全然興味のなかったずっと昔から耳にしていた
マラソン大会で、体力が必要でアップダウンのきついマラソンだと思っていた。
ずっと抽選に外れている東京マラソンと開催日が接近していたし、ちょっと敷居の高い
思い込みがあり敬遠していた大会だった。

今回、東京マラソン落選の後、青梅マラソンの2次募集がある事を知り、出場する気に
なった。アップダウンのきついマラソンはあまり得意ではなく、また初めての30Km の
距離で、感覚がわからず少し新たな物への挑戦という感じがした。

青梅迄は直通の青梅マラソン号を予約していて、とっても快適に到着した。



到着は開始時間の2時間半前なので、かなり早いと思っていたけど、駅は人であふれていたし、
受付はスムーズだったけど着替えスペースはほとんど陣取られてしまっていて空きがない
状態だった。

10時頃には準備が終わり、ゴールやスタート位置を見に行ったり開始前の街を眺めたりした。





11時半にスタート、満員で最初のうちは全く速度は出なかった。注意しないと
ぶつかってしまうので、あまりよそ見も出来ず、流れに沿ってゆっくりと走った。
クランクを過ぎて少ししてから、5分/キロぐらいのペースまで上げる事が出来、
中盤はこのペースを保った。

街の中を過ぎると、山道なのに結構応援が続いた。また、太鼓の大音量は体にズンと
響く大きさで迫力があり少しパワーが増加した気になった。

天気は凄くよく、回りの景色はとても光があたって奇麗だった。
風も昨日のような強い風ではなく走りやすかったけど、ピリットして冷たかった。

折り返し手前は少し坂がきつくペースが落ちた。後半は下り坂は楽でペースがあがるが、
その反面、上り坂になると行きよりもこたえたしペースが落ちてしまった。
折り返してからしばらくの間、私設の応援がとても沢山あって、色々な食べ物や飲み物を
提供してくれていたけど、何だかもらいにくい気がして走り抜けてしまった。

20Kを過ぎた辺りから、急にパワーダウンを感じた。体のエネルギーの蓄えがなくなり、
全くパワーがでなく、やる気も低下して来た。何かもらおうと思ったけど、私設応援は
減ってしまっていた。
それでもゴール迄の間に、おまんじゅうとチョコレートをもらった。ちょっと遅過ぎた
気はするが、食べてしばらくすると少し体が動くようになって来た。

今回はパワー切れをおこしながらのゴールだった。結構きつかった。
でも、この街全体がマラソンを支えてくれているような、街全体で楽しんでいるような、
何だかこの良い雰囲気の中で走らせてもらえて、出場して良かったと思った大会だった。
感想 有名な大会で、体育会系の気がしていて避けていた大会だったけど、
30Kのコースは新鮮で、街自体の雰囲気も良くて楽しめた大会だった。

駅や街の規模以上に参加者が集まっているような気がして、最初はちょっとたじろいだけれど、
それほど不便もなくスムーズだったし、心配していた坂も、確かにきつくて速度は落ちるけれど、
覚悟していたよりは楽だった。
さすがに歴史のある良い大会だなあと感じた。青梅の皆さん、ありがとう。