第3回NATHAN 武甲山トレイルラン
出発日 2012年 6月10日
天候 曇り、時々薄日
コースタイム 羊山公園(9:30)=>琴平ハイキング道=>大渕寺(10:21)=>土津園(10:33)=>登山口((11:00)
=>尾根(11:23)=>神社(12:13)=>山頂展望(12:16)=>シラジクボ(12:25)=>子持山(12:51)
=>大持山(13:11)=>延命水(13:43)=>羊山公園(14:37)

標高差 羊山公園(300m程度) 土津園(280m) 武甲山(1304m) 子持山(1273m) 大持山(1294m)
全長27Km
行程 武甲山トレイルランは、昨年第2回大会に参加して、とても疲れたけど凄く充実感があり
気に入っている大会だ。ずっと楽しみにしていた大会で、今年も参加する事にした。
今迄2回武甲山に登ったけれど、雲の中で山頂からの景色が見えず、今年こそはと
思っていた。でも前日は一日中雨が降り足場はぬかるんでそうだし、朝、到着した時は
くっきり見えていた武甲山が、スタートの時には雲の中に隠れてしまい、今年も怪しい天候に
なってしまった。



今年もスタートから結構な勢いで走り出した。琴平ハイキング道で渋滞するので
自分にあった位置についておきたくて、まわりのペースより若干早めに走った。
琴平ハイキング道に入ると、路面がぬかるんでいるため急登になる前から
渋滞が発生していた。

つづら折りの登りは一列で詰まっていたが、ちょっとしんどいくらいの速度で
流れていて、間隔が開かないように同じペースで登って行った。結構蒸していて出だしで
既にぐっしょりと汗をかいてしまった。



昨年同様、土津園からの長い林道の登りがしんどかった。坂が緩くなると走り、きつくなると
歩きにかえた。無理をすれば走れる坂だけど、先々に温存する為だった。

登山道からかなりきつめの登りになり、列を作って歩いた。同じくらいのペースで登るので
結構速めできつかった。尾根道に出たら、曇っていたけど木々の隙間から秩父の街が
少しだけ見えた。

急坂になった。前に少し遅い人がいるのか、全体の流れが遅めで、疲れて来た
足には優しかった。頂上迄このペースが続き、へとへとにはならずに
頂上に到着した。

神社でUターンするコースだが、例年通り展望台へ向った。曇っていたけれど、
今年は秩父の街が見えた。遠くの山々は見えなかったけど、3回目でようやく
秩父の街を見下ろす事が出来た。





ここからシラジクボまで一気に降りた。ぬかるんでいてかなり滑ったが
速度はあまり落とさなかった。

小持山への登り返しは結構きつくて堪えた。山頂手前で武甲山の削れてない
方向から見る事が出来た。残念ながら山頂に着いた時には雲の中に隠れて
しまった。



大持山は雲の中だった。あまり視界はなく、眺めは楽しめなかった。
そのかわり気温は低くなり、体はかなり楽になった。

ここからは下りが続き、泥で滑りながらもかなりの速度で降りて行った。
ぬかるみの酷い急な所は、木の枝をうまく使ったり木の根でブレーキをかけたり
しながら駆け下りた。下るにつれ徐々に気温が高くなり蒸して来た。
足がへろへろになった頃に延命水に到着した。

舗装道路になりセメント工場の横を下って行った。山が終わるとレースが
終わったような気になり、ここからの7キロ近くのランは退屈できつい。
途中で振り返ると、削られた武甲山がどっしりと構えていた。



羊山公園に入り上り坂が堪えた。ゴール手前の坂の途中からダッシュを開始して、
ゴールに飛び込んだ。
ゴールテープを貼ってくれ、前回の毛呂山に次いで、テープを切ってのゴールとなった。

感想 登りがきついのと、最後のロードのランが堪えるが、とても変化があって気に入っている
レースだ。今年は足がつったりしなかった分、昨年よりタイムは向上したし、少し
体力に余裕が残っていた。

蒸し暑かった事もあり、かいた汗の量は半端ではなく、前半からずっとぐしょぐしょ状態が
続いていた。エイドステーションでは、これだけの乾きを補充するだけの飲み物を
もらう事が出来たし、途中の誘導等も完璧で、とても行き届いた運営だと思う。

来年もここに出られるだけの体力を維持して参加したい。とても楽しい一日だった。