ふかやシティハーフ参加
出発日 2013年 2月24日
天候 曇り、時々晴れ 強風
行程 東京マラソンの抽選に外れ、同日開催の深谷シティハーフに参加した。
時々日射しはさすけれど、風が強くて冷たい日だった。
いつもはすぐにバスに乗れたと記憶しているが、今年は少しだけ待たされた。
観光用の居心地の良いバスに座って行けるのだから快適だけど、風が冷たくて
いつもより長く感じたのかもしれない。



会場はそれほど混雑してなくて、時間にも余裕があり、体育館の中でゆっくりと
準備出来た。暖かくて快適だった。



外に出てみると想像以上に寒く、ウエアを2枚重ねにしたけれど寒さが身にしみた。
スタートの列に並ぶ前に、グランドを1周して少しだけ体を温めた。

早く着きすぎて、後からスタート位置を示すプラカードを持った人が来て、自分の
時間帯の直後に並びなおした。風が強くプラカードを支えられないようなので、しばらく
一緒に支えた。

あまり混んでないので、スタート直後から結構良い速度で追抜いて行った。
ここはベストが狙えるコースなので、最初から攻めで行こうと思っていたが、
最初のコーナーを曲がった所で、まともに向かい風を受け、速度は落ちてしまった。
それでも4分40秒程度を維持していたが、途中で突風や砂嵐のような強風にあい、
ほとんど歩く速度迄落ちてしまった。吹き飛ばされそうだし、まともに前を向けないし
口の中は砂でざらざらになった。
ほとんど遮るモノがなく、畑なので砂が舞い、景色が霞んで見えた。

コーナーを曲がってからは横風になったので、少し走りやすくなった。
ここ迄で筋力を使ったのか、思った程気持ちよく速度が伸びなかった。

追い風になって、少しペースが上がった。でもがんがんとばす程体に余裕がないみたいで
向かい風で遅れた分以上を取り戻す事は出来なかった。

後半少しずつペースを上げて、最後の数キロを快調に走りきればひょっとすると等と
期待しながら走った。コーナを曲がり、ここからゴールを目指す方向になった。
地図とそれ迄の風向きから、最後のパートは横風と読んでいた。でも実際にはまともに
向かい風で、4Kmを残し強風で冷たく砂まじりの向かい風は、体力的にも精神的にも
きつかった。
ラスト2Kmから、向かい風だけど速度を上げ、ゴール前に方向が変わってからようやく
気持ちよく速度に乗るようになり、そのままゴールを迎えた。

目標のベストタイムには届かず、いつもの平凡なタイムに留まったけど、この風の中で
走りきれたのでよしとしたい。

着替える時に、靴下の中まで砂がいっぱい入っていたし、耳の中や鼻をかんでも
砂がいっぱい出て来た。風と砂に翻弄された感じがする。

感想 今日のレースは楽しむというより、風と砂との戦いだった気がした。筋肉はかなり
使ったのでくたびれていたけど体は最後迄冷えて寒く、皮膚も髪の毛も砂だらけだった。
こんな環境なのに外で応援してくれる人や、がんばっていたスタッフの方々に感謝したい。