第4回 武甲山トレイルラン
出発日 2013年 6月9日
天候 晴れ
コースタイム 羊山公園(9:30)=>琴平ハイキング道=>大渕寺(10:26)=>土津園(10:37)=>登山口((11:04)
=>尾根=>神社=>山頂展望(12:16)=>シラジクボ=>小持山(12:52)
=>大持山(13:12)=>延命水=>羊山公園(14:49)

標高差 羊山公園(300m程度) 土津園(280m) 武甲山(1304m) 小持山(1273m) 大持山(1294m)
全長27Km
行程 武甲山トレイルランに参加した。今回で3回目の参加だ。今年は朝から天気が良く
新緑がとても鮮やかだった。早く着いたので羊山公園を少し散歩した。スタート会場以外の場所は
人も少なく静かで清々しかった。
でも今日はとても暑くなるとの予報で覚悟して走らなければと思った。



開会式がかなり長引き、終わった時にはスタートの列はかなり並んでいて、今回は後方からの
スタートになってしまった。後ろにいると急な場所で待ち渋滞が起きそうなので、スタートして
からすぐにスピードを上げて少し順位を上げたけど、登り坂になると早くも息があがった。

琴平ハイキング道に入った時には既にかなりの汗が出ていた。予想より早く、急な登りの手前から
列が出来、しばらく止まって待たされる事になった。登り始めると列はなくなった。流れについて
行くだけで足が重くなって来た。

土津園までの一般道はアスファルトの照り返しでとても暑く、早くもウエアは汗でびしょぬれ状態
だった。

登山道に入ると木々の影になり、川の近くは少し風が冷たくなり心地よかった。やがてきつめの
登りになり川から離れた。それほど混んでなくて、少し早めの自分のペースで登った。

尾根道を過ぎて急坂になってからは、遅めの人の後ろに付いたので急坂の割には負担が少なかった。
途中で道を譲られてからは山頂まで少しペースをあげた。今回もコースから外れて山頂に寄った。
ちょっとガスっていて、快晴の割には下界や周りの山々はあまりクリアには見えなかった。



ここからシラジクボまでの下りはガンガン飛ばした。トレランの醍醐味をたっぷり味わったけど
ここで温存していた足の筋肉はかなり限界に近づいてしまった。

小持山への登り返しはきつかった。小持山の頂上から武甲山の裏側を眺めた。秩父から見る武甲山は
セメント採掘の為に削られて悲惨な姿になっているが、裏側から見る武甲山は、緑に包まれ
どっしりと威厳のある山だと思う。



大持山の山頂で視界が開けていたのは今回が初めてだった。でもこの山頂は木々があり、あまり
見晴らしは良くなかった。ここからは長い下りが続いた。最初は飛ばしたけど途中から足が
付いて行かなくなり速度を落とした。

舗装道路に出るとむっとした暑さとアスファルトの跳ね返りの強さで、途端に疲労が増した。
振り返ると削られた武甲山が痛々しかった。



残りのロードは、足が吊りかけるとしばらく歩き、またのろのろと走るのを繰り返した。
昨年より10分近く遅いタイムでゴールを迎えた。
感想 とても暑くて、序盤はまともに最後までゴール出来るのか心配になるほどだった。
山の中は自然の心地よさや山を駆ける爽快感があるし、終了後は体を使いきった爽快感もある。
今年も参加して良かったと思う。ただ、最近の体の重さとすぐにへたる筋肉の状態が気になり、
来年はリベンジしたい。

途中の道案内や標識は完璧だと思われたし、エイドでは飲み物をたくさんもらったし、
ゴールではテープを切らせてもらえ、運営にはとても感謝しています。