第9回武甲山トレイルラン2018
開催日 2018年 6月10日
天候 最初は曇り、後半は雨
コース 距離 27Km 累積標高差 1470m(Garmin測定値) 武甲山 1304m 子持山 1273m 大持山 1294m
内容 前日の夜から雨、天気予報では一日雨、所により豪雨となっていて、開催は無理ではないかと
思っていた。取りあえず行ってみて判断しようと思い出発した。

雨がぱらついたりしていたが、到着すると雨はやみ一瞬薄日が射す瞬間があった。
武甲山は雲の中でほとんど見えてなかった。



コース変更なく開催と言う事で9時半にスタートした。
走り出してみると気温は低いけど湿度が高く、雨を想定した服装だったので多量の汗が出て
且つ体温はあまり低下しない不快な状態だった。手袋、アームカバーは取り去ったけど
最初のロード走行中にシャツもリュックも汗だらけ、山に入る前から疲れてしまった。

山に入ってしばらくすると、雨がぽつぽつと降り始めた。汗で既に濡れているので濡れるのは
あまり気にならなかった。葉の表面に水滴の粒が沢山付いている眺めはなかなか感じが良かった。

登山道の稜線までの急登が始まると、徐々に足の負担を感じ始めた。
気温が低めなのは楽だけど、濡れているのでいつもより注意深く足を置いて行く必要があった。
頂上までの急登になると踏み込んでも滑る所が増え足がへたって来たが、一般登山客は皆無だし
後ろからせっつかれる事も無く自分のペースで登る事が出来た。

頂上は雨で全く眺望は期待出来なかった。いつもはコースを離脱して展望台によるけれど、
神社でお参りするだけですぐにコースに戻った。

ここからシラジクボへの下りは、武甲山トレイルで一番好きな区間だ。雨で少し滑り易いが、
スキーのようにジグザグにコース取りして駆け下りて行くのは絶品だと思う。

子持山への登りはきつかった。大持山までの箇所は危険だと言われ、運営が人をつけていたのには
頭が下がる。毎回他より慎重に降りる区間だが、今回は濡れて滑るので更に注意した。

大持山からの長い下りは、最初の緩い坂で少し速度をあげた。
雨が目に入り路面が見辛くなる時があるのと、一瞬の気のゆるみがあったのかもしれない。
後ろ足が何かに引っかかり、体がつんのめって、バランスを取る為に更に速度を上げて
持ち直しそうに思えたけど転倒、ダメージは全くなかったがあちこち泥だらけになった。

その後、泥だらけの急坂でかなり滑った。慎重に降りている人も滑って自由が利かないようだった。
晴れて乾燥している時でも最も気を使う区間で、今回は泥だらけできつかった。

最後のロードの区間は遅めの速度で淡々と走った。
展望台まで行かなかった事と気温が低かった事で昨年より随分速いタイムでゴールした。

感想 雨の森林はそれなりに魅力があると思っていて、晴天では感じられないしっとりとした趣がある。
一方終盤の急坂の下りの区間は、どろんこで情緒は全くなく、これも楽しいのだけど山道を傷めてる
気がした。
お気に入りの大会で来年も参加したいと思っているし、それだけの体力を維持しておきたい。