赤城山 (黒檜山 駒ケ岳) | |
出発日 | 2000 12月09日 |
天候 | 赤城では抜けるような青空、但し遠方はガスっていてあまり展望はない |
コースタイム | 大沼駐車場(11:00)=>(12:10)黒檜山山頂(12:25)=>大たるみ(12:40)=> 駒ヶ岳(13:00)=>駐車場(13:20)=>覚満淵見学=>大沼見物 |
標高差 | 黒檜山 1827.6m 駒ヶ岳 1685m 駐車場 13??m 480m 位の高低差。 |
行程 |
路面も山もかなりぎりぎりのところだと思っていたので、今日は山頂に
行けるかどうかは全くわからない状態で出発。 出発前に観光協会に電話して、はっきりとは分からないけど、全くだめ な状況では無いらしいことだけ確認済。 天気は快晴で気温も結構高く、この点ではちょっと安心。遅めに行けば 路面も解ける事を期待。 赤城の鳥居を越えてからも、全然雪や凍結の心配は無かったが、大沼 手前から徐々に路肩に雪が出始める。1か所路面が濡れている部分は あったけど、凍結部分はなく、無事駐車場着。 ルートは、当初から考えていた通り、まず黒檜山に登り、そこから 稜線を歩き駒ヶ岳へ向かうルートとする。この方が下りが日向になると 思われたからで、ガイドとは逆コースである。 黒檜山の登山道に入って、すぐにそこは雪道になっていて、あまり 整備されているのではなく自然のままといった感じであった。 雪がかなり多くなる。凍結ではないので、足場さえ確認しながら登れば 滑べらない。 途中で合アイゼン装着していた年配の夫婦を抜かす。 稜線に出ると思っていたけど、特に展望が開ける分けではなく、山の 中を歩く感じで、雪は減らない。それどころかつるっと凍っている部分 があり、ここは滑べる。帰りを考えるとかなり不安。 途中下りて来た人に駒ヶ岳方面の情報を聞いてからは、かなり安心して 登り始める。 先の見通しと下りる心配が無くなると、この環境は非常に楽しい。 雪の中を歩く感触はすごく気持いいし、手を使いながらよじ登るのも 楽しい。おまけに雪崩や下まで落下するような危ない所も無い。 ひょっとしたら、最高のタイミングと思いながら登る。結局山頂までは 25分位かかった。 山頂は雪はなくぬかるんでいた。見晴らしは良いのだが、谷川岳方面は 雲、男体山方面は手前は見える(すかい山?)けど、奥は雲、朝間方面は ガスっているという事で、山の絶景はなかった。 日光から前橋への山々は良く見えた。 止まると急激に冷えて来るのでそこそこで退散、隣の神社へより、 駒ヶ岳ミニ縦走コースへ。 ここからは急な下り。丸太の階段になっているけど土が抜けているので 丸太の上を歩かなければならず、結構歩き辛い。 御垂水をこえると、軽い登り。逆コースはうんざりするだろうなと思う。 駒ヶ岳の山頂でちょっと休憩し食事。 ここから下りとなる。下りは鉄階段がけっこうあり、つまらないけど 危なくは無い。雪もあまりない。面白さでいうと、黒檜山の登りの雪道が 最高だった。 結構呆気無く下山。今回の黒檜山からのコースがお奨めだと思う。 真夏はどちらにしても辛いかも知れない。 下山後、下山途中に見えていた覚満淵を見に行く。池が凍っていて 感じがよさそうだったので寄り道する。 ここが凄く綺麗だった。ちょうどタイミングが良く、池が凍り、天気は 良く、草は黄色になっていて、気分良く木道を一周する。 |
感想 | 雪道を歩くのが物凄く楽しかった。最初の不安は吹っ飛んでしまう。 |