赤城山 (黒檜山 駒ケ岳)
出発日 2001 12月8日
天候 快晴
コースタイム 大沼駐車場(9:30)=>登山口出発(9:50)=>黒檜山山頂(11:00)=>
下山開始(11:30)=>駒ヶ岳経由で下山(12:39)=>覚満淵見学=>駐車場着(13:00)
標高差 黒檜山 1827.6m 駒ヶ岳 1685m 駐車場 13??m 480m 位の高低差。
行程 雪の中を歩きたくて、去年と同じ時期に赤城に登ることにした。
赤城に近づいた時に山頂が白くなっている。雪はちゃんとありそうで一安心する。 後は心配なのは路面。滑るようだと帰らなければならない。
気温は昨夜の予想では山頂は-6度、昼間は-2度くらいらしい。かなり寒い。 途中から道路わきに少し白い雪の粉がある。最高点途中でちょっと凍っている 部分があり最徐行する。この辺りで-4度の表示あり。ここから赤城の駐車場までは 下りとなる。 ここから結構路面は白くなっていた。帰ろうかと迷いながら、タイアは 路面をグリップしていたのでそのまま徐行で進む。

黒檜山の登山道に入ると雪道。去年より少し多い。最初は結構急。 雪がたっぷりあるわけではないので歩きにくい。踏み跡はちゃんと残っている。 今年はアイゼンもあるしストックもあるので去年みたいに雪の心配はしてない。 この調子でいくと上の方はかなり雪が期待できる。
途中まではほとんど景色は見えないが、途中からちらっと見える景色は とてもきれいで、北の方に雪山が見える。 山頂手前の分岐からは笹が繁っていて非常に狭い。しかし昨年の泥とは違い全部雪。 樹には樹氷。眺めは抜群、だけど木に遮られて山があまり見えないのがちょっと残念。

筑波山が物凄く格好良く見える。もっと立派な山だと思って見ていたがあの方向には 筑波山しか考えられない。

男体山はあまり格好良くない。丁度えぐれた面がこちらに向いている。

となりに皇海山が間近に見えた。

その左に奥白根が見える。真っ白だった。

左側木にじゃまされた後、形の良い2つの頂上を持つ山がある。 ひうちだ。この方角からも格好良い。来年登らなきゃ。 奥に少しはいると、武尊が木のすきまから見える。至仏はわからない。 谷川岳もどれなのか良くわからなかった。

浅間や富士山は、この先駒ヶ岳に向かう途中で良く見えた。 暖かかったので30分ほど食事をしながら風景を眺めていた。

帰りは隣の神社を通り駒ヶ岳ミニ縦走コースへ。
雪まじりの丸太の階段は慎重に横向きに足をおきながら降りる。 ここら辺もかなり雪があった。気持良い。 最初は来た道を帰ろうと思っていたけれど、展望が悪く山頂もあまり 展望が良くなかったので、眺めの良い所があるか期待しながら駒ヶ岳 経由の道にした。途中一部で上越の山が良く見える部分があった。 駒ヶ岳からの下りは階段がつまらないけどまあ安全。緩い下り坂の 中で、ちょっと滑りやすい凍った部分があった。

下山後、覚満淵を見に行く。赤城山の登山コースは短いので、時間があれば 覚満淵散策はおすすめ。池が凍り始めていてこの時期の眺めは非常に気に入って いる。

感想 この時期にこんなに手軽にこんなに素晴らしい雪景色を堪能でき、大満足だった。 12月の赤城は狙い目だと思う。 木々に遮られるので360度の展望は得られないけど、樹氷も見れたし、天候にも 恵まれていた。丁度登る少し前に雪が降ったみたいだ。
コースとしては、今回登ったルートが気に入っていて、最初に一気に黒檜山に 登り、駒ヶ岳経由で降りてくる。