武尊山
出発日 2001 10月27日
天候 快晴
コースタイム (8:25)東俣駐車場着(8:30)=>避難小屋(9:30)=>(11:10)山頂(11:45)=>(13:45)東俣駐車場
標高差 武尊山山頂 2158m 出発地点 13xxm 標高差 800m
行程 沼田インターをでて、左折した後、左車線を走る。通常尾瀬に向かう 時は右車線で、すぐに分岐。最初は生活道路みたいだけど、じきに 軽い山道になり、景色も良く快適。咲花の湯を過ぎて左折。片品からの 道に合流。この先の川沿いの道も紅葉が丁度で美しい。
東俣駐車場へは武尊牧場のすぐ手前を右折。何も看板がないので、 知らないと行けない。結構細い道で神経を使う。 駐車場は広くてきれい。2組登山の準備をしていた。

登山開始。もう葉がすべて落ちて冬の景色になっている。熊出没の 看板を見ながら、鈴を鳴して歩く。階段を上りきると、リフトから 登ってくるところに合流。ここは非常に良い雰囲気の場所だと思う。


登山道(遊歩道)に入る。登山届けのポストがある。 ここにも熊の看板。静かな雰囲気を楽しみながら、緩い坂道を歩く。 熊の心配さえしなくて良いならば、ここは物凄く気持良い。


眠る男のロケ地、どんな映画かはまったく知らない。
避難小屋が近づいて来ると、少しずつ道がぬかるみ始める。本にも 書いてあった通り、結構泥との戦いになりそう。ここまで1時間。 ここから先もさほど険しい道はなく、ハイキング気分で歩ける。
但し湿原もどきの泥部分がかなりある。ちょっと斜面になると、途端に ずるっと滑る。
尾瀬の燧、至仏や日光白根、皇海山が時折良く見える。

ゼビオスを過ぎると、中の岳が見えてくる。結構岩が張り出している。 岩の切目に人がたかっているのが見える。 登りが少し急になってくる。ようやく登山道の雰囲気になる。

岩の鎖場は、下が切り立ってないので怖さは全然ないんだけど、 濡れていてどろどろで取り付き方に迷う。
最初は右の鎖のないところから登ろうかと考えたけど、滑ると落ちそう なので鎖に頼る事にする。ただし鎖の方は、足をかけるところが あまりなく、鎖に頼って力任せに登ってしまう。
その先もロープや鎖の個所が数ヵ所続く。泥だらけなので始末が悪い。

ひとしきり登ると笹の道となり斜面は緩くなる。頂上はもうすぐ。 ここからアップダウンを繰り返す。途中笹清水、わき水がある。
団体に捕まったので、ここからはのろのろと登る。

山頂は狭くて人だらけだった。眺めはすごい。燧も至仏も巻機の方も、 見放題。山麓は紅葉がすごそう。

西側は谷川岳が立派に見える。谷川岳を他の山から 見て見たいという目標達成。 標高はそれほどないけど、ごつごつしていてなかなか 良い感じ。
浅間も見えるし富士山も見える。下界が結構もやっていて、 山が浮かび上がっている感じがすばらしい。

赤城、皇海、白根等も良く見えて、今日は今年一番のあたりではないかと思った。 眺めを結構のんびりと楽しんだ後、狭いところに場所を見つけて昼食を 取り、寒くなってきたので下山開始する。

下山は滑った。泥でぬるぬるしていて、注意していてもずるっといって しまう。手は泥だらけ。
笹清水は美味しかった。ペットボトルに少しつめて、下山はこれを 飲んで降りた。
鎖場は最後の部分が足場が見つからず降りずらい。行きと同様力ずくで降りて しまう。服にまで泥が付く。

避難小屋過ぎるところまでは、泥が多く単調で退屈しながら降りる。 それ以降、泥道を過ぎてからはハイキングコースのようで気持よかった。 リフトで登るところを一週して駐車場へ向かう。
感想 好天とすばらしい眺めで非常に気持が良かった。山自体は泥がちょっと 辟易する。熊の心配がなければ、山麓で遊ぶのも気持ち良さそう。 後は山頂の別コースをまわり、岩と遊ぶのもおもしろそう。