日光白根山
出発日 2001 06月02日
天候 最初は日がさしていたけど曇り、途中で雪、雨がほんの少し舞う。
コースタイム 丸沼高原(9:30)=>ゴンドラ=>登山開始(9:55)=>(11:25)白根山頂(11:35)=> (12:30)五色沼(13:40)=>登山口=>ロープーウエイ
標高差 白根山 2577.6m 駐車場 2000m
行程 ゴンドラ切符売り場で、天候と熊に関する情報を聞いてゴンドラに 乗り込む。結構急なところを上っていく。 標高をあげるに従い、尾瀬の山々が見えてくる。 山頂駅付近からの眺めはかなりすごい。武尊や至仏、燧が良く見える。 特にこの方向からみる燧はきれいな形をしている。これを見て、 今まであまり上りたいと思わなかったけど、登山意欲が沸き起こる。 山頂駅からの白根の眺めもすばらしい。

登山届けを書いて登山開始。
時々日がさすけど、肌寒い。最初のうちはハイキングコースと なっているはずだけど、雪が残っていたり結構斜面だったりで わりとハードなハイキングコース?

木々のなかを登っていく。道も途中からかなり細くなったりする けれど、印ははっきりついているので迷う心配はない。 分岐の道は雪だらけ。途中からコース中に雪の部分がでてくる。 花はあまり咲いてない。まだ冬の雰囲気。地蔵を過ぎたあたりから 登山道の雰囲気が増してくる。

崩壊個所のトラバースは結構気を使う。雪もかなり残っているし 斜面もわりとある。 ここを通過した後、しばらくは樹林の中を登っていく。結構急。

樹林を抜けると、急斜面のガレ場となる。崩れやすく石が結構 たくさんあるので落としそうになる。 眺めは抜群、武尊、至仏、燧が良く見える。ただしあまり眺め ている余裕はない。

前が詰まっていたので待ちながら登る。このためペースが遅く あまり疲れない。ただしかなり風が強く、また冷たいので体が 冷えてくる。 那須のガレ場をもっと厳しくした感じ。ストックを使うべきか迷う。



頂上手前のピークで上着を着込み、手袋をはめる。 火口後のようなくぼみ。注意しないと降り口を間違えそうな、 目印の見つかりにくい場所だと思う。 ここから山頂に向け一登り。 11:25 頃山頂に到着。結構あっけなく着いてしまう。まだ全然疲れてない。 山頂は狭い。数人が登るとたむろする場所はない。また結構 切りたっているのでボケーッとするわけにもいかず、そこそこで退散。



景色は五色沼を見下ろす光景がすばらしい。残念ながら天気が 悪くなってきて、燧はあまり見えないし、至仏もかすんでいる。


男体山、女峰山、中禅寺湖は良く見える。ここは360度の 絶景で、快晴ならばすごい眺めになると思った。 ほんの少し雪が舞っていた。

体力にあまりがあること、時間にも余裕がある事、 および急斜面よりちょっと緩やかな方が降りやすい事などから、 五色沼に向けて降りることにする。

わりと降りやすい道だと思った。花が咲き乱れる頃はきれいだろう。 途中から雪道が増えてくる。 避難小屋を過ぎて雪道を歩き五色沼へ。ここで昼食。

ここから弥陀ヶ池まではそこそこの登り、雪と泥。 弥陀ヶ池からの分岐で間違えて座禅山へのルートに入る。 こちらのコースに行こうかどうかまよっていた所なのでそのまま進む。 途中道がわかりにくい個所が数ヵ所あるが無事合流。

最後は展望台のコースをとって帰る。 14:00 頃到着。白根山は雲に包まれていた。はやく回って正解。
感想 眺めと自然の造形はかなりすごい。いろいろなルートで 楽しめそう。
天気の良い日にまた登ってみたい。いろいろなコースをまわる と楽しそう。