至仏山
出発日 2001 5月01日
天候 快晴
コースタイム (10:30)鳩待(10:40)=>(12:45)至仏山山頂(13:20)=>鳩待(14:35)
標高差 鳩待ち駐車場 1591m 至仏山頂 2228m
行程 沼田から尾瀬に向かう途中から、ちょっと明るくなり日がさし 始める。尾瀬へ左折して直後のコンビ二にとめ、観光協会へ 連絡する。聞いて見ると、5月途中から6月にかけて入山禁止の期間があるけれど 今は大丈夫。冬山だけどアイゼンなどは無くても登れると聞く。

沢ができ始めているところがあるので注意が必要らしい。 この時期は車で鳩待まで上がれる。10:30鳩待ち駐車場。 駐車場の人に聞いたんだけど、今日は朝から天気は良いそうである。 また、至仏山登山はそんなに危なくなく、踏みあとは暑いので結構消えるけれど 道もわかり易いことを聞く。



登山届を出して登山開始。いきなり雪、ちょっとシャーベット状に近いスキー場を 登っている感覚。結構楽。斜度はそんなにきつくは無い。

登りはじめから至仏山が雄大に見える。ちょっと登るとひうち岳 の頭が見え始める。登っていくとどんどん見えるようになる。 また白根山、皇海山も見えている。

えらく遠回りしながら登っているような気がする。また、かなりの 距離があるようにも見えた。 オヤマ沢田代までは至仏に向かってないように見えた。途中から 雪の尾瀬が原も見えてくる。



ひうちと尾瀬ヶ原。


ここから小至仏、至仏までは非常に見晴らしがよい。 小至仏を巻く時、遠くから見ているとちょっとおっかないかと 思ったけれど、実際にはどうってことはない。 但しなだれはちょっと心配。 至仏直前は、踏み抜く場所がありちょっと気を使う。実際に 太もものあたりまで一気に踏み抜くことがあり驚く。なるべく 他人の踏みあとに従う。 小至仏からは下から見ているとすぐに山頂につきそうに見えた けど結構しんどい。





山頂は今まで見いえなかった上越や北の山々が一気に見え パノラマ状態であった。すごい。北横岳の眺めもすごかったけど こちらは間近に迫っている感じで素晴らしい。12時45分着、 約2時間5分の行程であった。

山頂には10人ぐらい。途中はほとんど人には会わなかった。 下山開始。 半分滑りながら降りていくのは結構楽。下りの方が体重がかかり 踏み抜きやすいので注意が必要。
途中下りで踏んだところが崩れて1m程滑り落ちる。下山。

ちょっとだけ、山の鼻方面へ偵察に出かける。
こちらも完全な雪道で、木道はまったく見えない。 全行程、アイゼン未装着。無くても良い。蹴り込みが少々必要。ダブルストック。
感想 天候に恵まれた。素晴らしい一日だった。 以前から狙っていた山だけに感動したし、雪景色、頂上の眺め など、どれをとっても抜群だった。 スキー場のような雰囲気がある。事実スキーを持って登っている人が結構多い。 ほとんど人がいなかったので、静かな山を堪能出来た。